都市の風水土―都市環境学入門

都市の風水土―都市環境学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254163322
  • NDC分類 519
  • Cコード C3025

出版社内容情報

地球環境の原点としての都市環境を多面的に解説〔内容〕都市の発生と風土論/環境変化を空から見る/環境汚染は人口に比例する/都市気候と地球温暖化/大気環境/親水・治水・利水/緑地環境/地形改変と地盤沈下/色/におい/音/他

【目次】
1. 序論 都市の発生と風土論
2. 都市の環境変化を空から見る
 2.1 リモートセンシング
 2.2 リモートセンシングで見た都市緑地
 2.3 数値地図の利用
3. 都市の環境汚染は人口に比例する
 3.1 3Pについて
 3.2 都市の人口爆発
 3.3 都市人口と熱の島(ヒートアイランド)
4. 都市気候と地球温暖化
 4.1 都市気候とは
 4.2 ヒートアイランドの形成要因
 4.3 ヒートアイランドと総観場
 4.4 風によるヒートアイランドの移動と拡散
 4.5 都市の規模とヒートアイランド
 4.6 都市域の拡大に伴うヒートアイランドの変化
 4.7 地球温暖化によるヒートアイランドへの影響
5. 都市の大気環境
 5.1 大気汚染の変遷
 5.2 日本における大気汚染の現状
 5.3 大気汚染と気象条件
 5.4 大気環境の保全
6. 都市の親水・治水・利水
 6.1 雨は邪魔者?:都市化に伴う水循環の変化
 6.2 治水:その歴史的変遷
 6.3 利水:水不足の実態とは
 6.4 親水:本当の自然の復活か?
 6.5 新しい水環境の創造:エコシティへの途
7. 都市の緑地環境―大気汚染を好む街路樹
 7.1 街路樹を取り巻く大気環境
 7.2 「被害者」としての植物から大気汚染物質を「好む」植物へ
 7.3 トランスジェニック大気汚染物質好性樹木
 7.4 まとめと展望:新しい機能植物による都市の蘇生を目指して
8. 都市の地形改変と地盤沈下
 8.1 臨海都市における地形改変
 8.2 都市の地盤沈下
9. 都市の色と環境
 9.1 人の色彩感覚
 9.2 建築の色彩
 9.3 モノクロームビル
 9.4 街路の色彩
 9.5 色彩の機能
10. 都市のにおいと環境――悪臭公害
 10.1 街のにおい
 10.2 においとは何か
 10.3 においの評価と悪臭の定義
 10.4 悪臭公害の実態と気象の関係
 10.5 悪臭の防止対策
11. 都市の音と環境―騒音公害
 11.1 真の「静けさ」とは何か
 11.2 騒音とは何か
 11.3 騒音の評価
 11.4 騒音の伝搬・吸収と気象条件
 11.5 騒音の実態と防止・軽減
12. 都市の景観と風水観
 12.1 「都市らしさ」の景観の喪失
 12.2 都市景観の安定性
 12.3 都市の成り立ちと風水観
13. 都市のアメニティとあるべき姿
 13.1 アメニティの時代
 13.2 アメニティとは
 13.3 アメニティの分類
 13.4 都市のアメニティ
 13.5 都市のあるべき姿
14. 結語 江戸に学ぶ農村型都市への蘇生
 14.1 農村型都市への回帰
 14.2 百万都市「江戸」にみる環境保全の源流
 14.3 真に豊かな都市を目指して
15. 文 献
16. 索 引

【編集者】
福 岡 義 隆
【著者】
入 船 浩 平, 大和田 道 雄
成 田 健 一, 灰 山 彰 好
福 岡 義 隆, 堀   信 行
本 條   毅, 三 澤   正
森 川 弘 道, 山 下 脩 二

内容説明

本書では風水土的な見方を通して、都市の実態をみつめようとする。その際、衛星写真を利用するリモートセンシングなどの近代的な環境測定法のみならば、色・音・においなどの五感で都市を把握し評価する方法も取り入れ、人間臭さの都市環境を論ずるように努めた。先人や先住民の知恵に学ぶに似た思考として、江戸のライフスタイルに学んで、自然環境に優しい農村型の都市への蘇生を目指している。

目次

1 序論 都市の発生と風土論
2 都市の環境変化を空から見る
3 都市の環境汚染は人口に比例する
4 都市気候と地球温暖化
5 都市の大気環境
6 都市の親水・治水・利水
7 都市の緑地環境―大気汚染を好む街路樹
8 都市の地形改変と地盤沈下
9 都市の色と環境
10 都市のにおいと環境―悪臭公害
11 都市の音と環境―騒音公害
12 都市の景観と風水観
13 都市のアメニティとあるべき姿
14 結語 江戸に学ぶ農村型都市への蘇生

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