基本化学シリーズ<br> 固体物性入門

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基本化学シリーズ
固体物性入門

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784254145755
  • NDC分類 428.4
  • Cコード C3343

出版社内容情報

固体のもつ性質を身近かな物質や現象を例に大学1,2年生に理解できるよう平易に解説した教科書。〔内容〕試料の精製・作製/同定と純度決定/固体の構造/結晶構造の解析/光学的性質/電気伝導/不純物半導体/超伝導/薄膜/相転移

【目次】
1. 固体物性ことはじめ
 1.1 この本の目的と対象
 1.2 原子,分子の集合と固体
 1.3 有機分子固体の特徴と分子素子
2. 試料の精製
 2.1 なぜ試料の精製が必要か?
 2.2 蒸留法
 2.3 再結晶法
 2.4 クロマトグラフィー
 2.5 昇華法
 2.6 帯域溶融法
3. 測定用試料の作製法
 3.1 測定用試料とは
 3.2 加圧成形試料
 3.3 薄 膜
 3.4 単結晶作製
4. 試料の同定および純度決定
 4.1 試料の同定や純度の決定が必要な理由
 4.2 直接的観察法
 4.3 X線回折
 4.4 元素分析
 4.5 分光学的測定法
 4.6 オージェ電子分光
5. 固体の構造
 5.1 結晶・液晶とアモルファス物質
 5.2 化学結合
 5.3 分子間力
 5.4 さまざまな結晶
 5.5 アモルファス物質
 5.6 固体中の欠陥
 5.7 液 晶
6. 結晶構造の解析
 6.1 結晶構造の周期性
 6.2 X線回折
7. 固体の光学的性質
 7.1 光と物質
 7.2 光の吸収と反射
 7.3 物質の量子状態と光学的性質
8. 電気伝導I
 8.1 オームの法則と導体中の電荷の流れ
 8.2 銅線中の電流
 8.3 銅線中を流れる電子の速度
 8.4 電流と電界中の電子の運動
9. 電気伝導度II
 9.1 固体中での電子の衝突―緩和時間と移動度
 9.2 電気抵抗の温度変化―温度の上昇と電子の格子振動との衝突
10. 電気伝導III―固体の電子状態と電気伝導
 10.1 固体に特有な電子エネルギー状態
 10.2 エネルギー帯と電子の運動
 10.3 金属,絶縁体,半導体
 10.4 電子状態の測定法―固体中の電子を見る
11. 不純物半導体
 11.1 電子と正孔
 11.2 不純物準位
 11.3 キャリヤー濃度
 11.4 pn接合
12. 超伝導
 12.1 はじめに
 12.2 超伝導の発見
 12.3 マイスナー効果
 12.4 第1種超伝導体と第2種超伝導体
 12.5 クーパー対
 12.6 BCS理論
13. 薄 膜
 13.1 固体と薄膜
 13.2 超薄膜と超格子
 13.3 薄膜の作製法
 13.4 真空中での薄膜作製
14. 相転移
 14.1 相平衡と状態図
 14.2 相転移
 14.3 固相-固相相転移
 14.4 相転移と熱力学
 14.5 1次相転移と2次相転移
15. 参考文献
16. 問題略解
17. 索 引

内容説明

本書は、固体の性質の基本的な特徴と、なぜそのような性質が現れるかを、できるだけ身近な物質や現象を例として、大学の化学系の分野を目指す1、2年生がおおむね半年間(2単位の講義)で理解できることを目的として書かれている。このため、できるだけ大学レベルの数学的な記述をさけ、固体の多様な性質の根元がどこにあるのかという点をまず概略理解できるようにしてある。本書では、最近活発に研究されつつある有機分子固体の話題をできるだけ例にあげてある。

目次

固体物性ことはじめ
試料の精製
測定用試料の作製法
試料の同定および純度決定
固体の構造
結晶構造の解析
固体の光学的性質
電気伝導
不純物半導体
超伝導
薄膜
相転移