分子間力と表面力 (第2版)

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分子間力と表面力 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 427p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254140514
  • NDC分類 431.1
  • Cコード C3043

出版社内容情報

理論と概念を根本から解説した初めての書。演習付。〔内容〕共有結合力とクーロン力/極性分子の相互作用/van der Waals力/表面間の力/溶媒和力,構造力および水和力/立体力とゆらぎによる力/自己会合/ミセル・2分子層/他

【目次】
1. 原子間力と分子間力:原理と概念
 1.1 歴史的展望
 1.2 分子間力の熱力学的側面
 1.3 強い分子間力:共有結合力とCoulmb力
 1.4 極性分子が関与する相互作用
 1.5 分子の分極が関与する相互作用
 1.6 van der Waals力
 1.7 斥力,全分子間対ポテンシャル,液体構造
 1.8 特殊な相互作用:水素結合,疎水性相互作用および親水性相互作用
2. 粒子間と表面間の力
 2.1 分子間力および粒子間力における統一的概念
 2.2 分子間力,粒子間力,表面間力の比較
 2.3 表面間のvan der Waals力
 2.4 液体中の表面間にはたらく静電力
 2.5 溶媒和相互作用と立体相互作用
 2.6 付 着
3. 液体状構造:ミセル,2分子層および生体膜
 3.1 自己会合の熱力学的原理
 3.2 ミセル,2分子層,ベシクルおよび生体膜への両親媒性分子の集合
 3.3 脂質二重層間および生体膜間の相互作用
4. 引用文献
5. 索 引

内容説明

本書は、化学、物理学、生物学を統合する一つの専門領域として地歩を固めつつある分子間・表面間の相互作用理論を総合的な視点から解説した珠玉の名著。好評の第1版を大幅改訂した第2版では、表面間力測定、溶媒和力と構造力、水和力と疎水性力、イオン関連力、熱ゆらぎ力、高分子融解物と高分子溶液における粒子と表面の相互作用などについて、最新の進展をできるかぎり包含するよう拡張されている。本文中の例題ならびに精選追加された章末の練習問題は、学部上級クラスおよび大学院の教科書としての、さらには技術者の座右の書としての適合性をいっそう高めた。本書は、読者が取り扱っている系でどの力が重要かを判別し、また個々の問題に理論を正しく適用できるように、分子間力の理論と概念に関する十分な基礎を提供することであろう。

目次

第1部 原子間力と分子間力―原理と概念
第2部 粒子間および表面間の力
第3部 流体状構造と自己会合系―ミセル、2分子層および生体膜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nautilus

0
知りたいこととは少々ずれていたが、良い本だということは分かった。分子間・表面間の力は、様々な分野にあらわれる横断的なトピックスだ。今まで、van der Waals 力はどうも恣意的でうさんくさい力だと思っていたが、そういうことかと腑に落ちた。2010/03/07

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