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物理学の工学への応用に必要な概念の一つであるフーリエ変換を,適切な図を用いてわかりやすく解説。〔内容〕光と波動/干渉と回折/フーリエ変換とコンボリューション/線形システム/フーリエ光学/光コンピューティング/干渉と分光
【目次】
1. 光と波動
1.1 波動と波動方程式
1.2 平面波
1.3 波動の複素表示
1.4 球面波
1.5 重ね合わせの原理
1.6 問 題
2. 干渉と回折
2.1 干 渉
2.2 可干渉性(コヒーレンス)
2.3 ヤングの実験
2.4 干渉計
2.5 回 折
2.6 フレネル回折
2.7 フラウンホーファー回折
2.8 問 題
3. フーリエ変換とコンボリューション
3.1 フーリエ級数
3.2 最良多項式近似
3.3 正規直交関数列
3.4 フーリエ変換
3.5 フーリエ変換の性質
3.6 デルタ関数
3.7 コンボリューション積分と相関関数
3.8 特殊な関数の定義とそのフーリエ変換
3.9 標本化定理
3.10 問 題
4. 線形システム
4.1 システムと演算子
4.2 線形システム,シフト不変システム
4.3 インパルス応答
4.4 周波数応答関数
4.5 固有関数と固有値
4.6 問 題
5. 高速フーリエ変換
5.1 離散フーリエ変換
5.2 窓関数(ウィンドウ関数)
5.3 高速フーリエ変換法の原理
5.4 高速フーリエ変換のプログラミング
5.5 問 題
6. フーリエ光学
6.1 フレネル回折
6.2 レンズのフーリエ変換作用
6.3 コヒーレント結像
6.4 インコヒーレント光の照明による結像
6.5 光学系の周波数応答関数
6.6 解像力
6.7 問 題
7. 光コンピューティング
7.1 空間周波数フィルタリング
7.2 ホログラフィ
7.3 計算機ホログラム
7.4 スペクトルアナライザ
7.5 相関器
7.6 結合変換相関器
7.7 加算と減算
7.8 座標変換
7.9 メラン変換
7.10 問 題
8. 干渉と分光
8.1 解析信号
8.2 コヒーレンス
8.3 時間的コヒーレンス
8.4 空間的コヒーレンス
8.5 フーリエ変換分光
8.6 位相シフト干渉法
8.7 問 題
9. 問題解答
10. 索 引
目次
1 光と波動
2 干渉と回折
3 フーリエ変換とコンボリューション
4 線形システム
5 高速フーリエ変換
6 フーリエ光学
7 光コンピューティング
8 干渉と分光