角川文庫
クムラン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 621p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042847014
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

イスラエル建国前夜、クムラン洞窟で二千年の封印を解かれ発見された死海文書―。そして半世紀後、この謎に満ちた古文書の盗難を発端に恐怖の殺人事件が始まる。古文書捜索を依頼された考古学者ダビッドと息子アリーは真相を突き止めるため旅立つが、接近を図る人物がことごとく磔の犠牲者と化す。やがて魔の手は彼らにも忍び寄り、ついに二人を引き離し―。それほどの危険を孕むこの死海文書、いったい何が記されていたのか?その謎に触れる時、クムランで何かが起こる…!弱冠二七歳で本書を発表、世界中で熱狂的支持を受けた若き哲学者の話題作、待望の文庫化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yetina

3
「死海文書」発見、あまり詳しくない地域が舞台で、ミステリアスな感じがして興味を持ったが・・・キリスト教、ユダヤ教の背景を知らないので宗教的な部分は全くわからず苦戦。途中でギブアップしようと何度も思ったが、唯一わかる殺人が次々と起きるので止めることもできずに最後まで読んだ。もう少し背景がわかったら面白いのかもしれない・・・2023/04/24

ndj.

0
宗教的な話に免疫のある人に「なにか面白いミステリない?」と聞かれたら絶対これをおすすめする。キリスト教の起源に「エッセネ派」を据えることでありえたかもしれないもうひとつのキリスト教の姿が浮かび上がる。死海写本の失われた巻物をめぐって多くの神学者、司教らが磔刑に処されていき、イエスとは何者であったのか、何故イエスは磔刑に処せられたのか、ユダは本当に裏切り者であったのか、それらの問いに関するひとつの仮説が提唱される。著者は哲学教授であって、この手の話のベストセラーとは確実に一線を画している。

takao

0
死海文書の小説2016/09/15

Wataru Satou

0
海外宗教モノが好きなので個人的には結構気に入っています。ユダヤ教とキリスト教についての簡単な知識は無いと,物語の重要な要素が全く意味不明なんじゃないかな、という気がします。 図書館で借りて読んで気に入ったので買おうとしたんですが、もう絶版なんですよね・・・。2010/04/29

mittsko

0
物語としてはフツーに陳腐 だが、《文字テキストにしかできないもの》への強い自覚に感銘2010/03/14

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