出版社内容情報
数学的言語の「文法」となっている集合論と位相空間論の初歩を,素朴直観的な立場から解説する。〔内容〕集合と濃度/順序集合/選択公理とツォルンの補題/位相空間(近傍他)/コンパクト性と連結性/距離空間/直積空間とチコノフの定理/他
内容説明
本書は、集合論と位相空間論の初歩について述べたものである。集合論と位相空間論は今日では数学的言語の文法になっている。言語を学ぶのに文法から始めるのがよいというわけにはいかないが、どの数学の勉強にももはや欠くことのできない共通の常識である。それをここではなるべくかんたんに紹介しようとつとめた。
目次
第1章 集合と濃度
第2章 順序集合
第3章 選択公理とツォルンの補題
第4章 位相空間
第5章 コンパクト性と連結性
第6章 距離空間
第7章 直積空間とチコノフの定理
著者等紹介
亀谷俊司[カメタニシュンジ]
1910年東京に生れる。1936年東京帝国大学理学部数学科卒業。1951年お茶の水女子大学教授。現在、お茶の水女子大学名誉教授・理学博士
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