目次
1 快楽と恐怖の起源(快楽とは何か?恐怖とは何か?;快楽の起源をさぐる ほか)
2 情動認知の進化(定義と概要;情動の表出 ほか)
3 情動と社会行動(親子の絆;遊び行動と情動 ほか)
4 共感の進化(共感とはなにか;共感にはどのようなものがあるか ほか)
5 情動脳の進化:さまざまな動物の脳の比較(情動脳:情動にかかわる神経基盤の進化;情動脳の発見 ほか)
著者等紹介
渡辺茂[ワタナベシゲル]
1948年東京都に生まれる。1975年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学・名誉教授。文学博士
菊水健史[キクスイタケフミ]
1970年鹿児島県に生まれる。1994年東京大学農学部獣医学科卒業。1999年東京大学大学院農学生命科学研究科博士号取得。現在、麻布大学獣医学部動物応用科学科・教授。獣医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tsukasa Fukunaga
1
情動学シリーズの第一冊。異なる著者が執筆した五章からなり、情動や社会性行動の神経科学的・分子生物学的基盤を書いた章もあれば、動物がどのような共感行動・情動認知行動を起こすかを書いた章、また様々な動物の情動脳について比較した章もあり、中身は結構多様。「進化」と銘打たれているが、進化的な考察を行っている部分は少ない。比較なら幾分あるが、それでもやはり少ない。(もちろん研究があまり進んでいないということだろう)どちらかというとこの本は、シリーズにおいて、人間以外の動物を扱った研究を集めたという立ち位置2015/08/16
金こんにゃく
0
卒論用2019/03/08
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- 和書
- 山口晃大画面作品集