出版社内容情報
数式はいっさい使わずに火山の生い立ちから火山災害・危機管理まで，噴火予知連での豊富な研究と多くのデータをもとにカラー写真も掲載して2000年の有珠山噴火まで解説した火山の脅威と魅力を解きほぐ“火山との対話”を意図した好著
内容説明
大島三原山、雲仙普賢岳、北海道有珠山と火山の噴火が相次ぐなか、前火山噴火予知連会長の著者が火山の正確な知識と災害軽減の方策を提示。
目次
１ はじめに
２ どうしてそこに火山があるのか
３ 噴火の理由
４ 噴火の前兆
５ 噴火の予知と予測
６ 最近の噴火の事例
７ 火山災害の特徴
８ 災害軽減のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1484h
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前半は火山の基礎知識で、中盤以降は火山予知・防災に関する内容。“１．はじめに”の冒頭に書かれた「天にオーロラ 地に火山噴火」のフレーズはすばらしいと思う。2014/03/31
康芳英
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火山についてその仕組みや噴火の種類などから防災にまつわる話まで一通り網羅した良著。特に後半多くのページが割かれている防災についての項目は、行政の防災担当者やマスメディアの人間に向けても書かれ、火山でなく様々な災害に対する危機管理に通じるものがあり色んな人が読むと良いと思う。2012/05/28
