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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
20
戦乱がようやく終わりを向かえた頃の日本のとある山中。一宿一飯の恩義を胸に、百手無双流の達人である巨漢・馬頭丸が一人立ち向かうは、いずれ劣らぬ残虐な死をもたらす暴虐の集団「百足」の猛者百人! 「ケルベロス」のフクイタクミ久々の新作は、余分なものを極力削ぎ落とした、ジェットコースターさながらの怒濤の殺戮バトルアクション。実に痛快。ページ単位で悪党が粉砕されていく展開、恩人である娘を救うと言うささやかだが強力な動機のシンプルさ、各話最終ページを「百足残り九十九」で引くセンスが素晴らしい(以下コメ欄に余談)。2015/12/21
こら
18
1人VSヒャッハー軍団100人のバイオレンス漫画。それだけ。ただ、このバギッ!ドガッ!グシャ!のドライヴ感がめっちゃ壮快!このままイッキ読み!2017/06/15
ドント
8
超面白い。戦乱が終わり太平の世の始まり頃、ねんごろになった娘とその弟、そして2人の住む村を守るため、武闘派青年坊主が盗賊一味百人と戦う!というかほぼ一方的にぬっ殺す! 60頁の導入部を越えればあとは野となれ山となれ、ほとんどバトルオンリーの夢のような漫画。盗賊ご一団がいちいち全員濃い奴らで出し惜しみもなくしかもすぐやられるのでもったいなさを超えて大盤振舞といった風情だ。この調子で4巻くらいで終わったらマジで神。2015/12/10
地下鉄パミュ
8
フクイタクミの遊び心はカバーをめくったとこにあります!村の小娘とその弟の救出に向かい百足との戦いが始まる。戦う理由が弱い?ノーノー!それが命の恩人であり好きな女ならどうよ。充分、充分過ぎる理由でしょ!2015/12/09
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
7
週刊少年チャンピオンで「ケルベロス」などを連載し独特の作風をもつフクイタクミ氏の新作。時代は戦国時代の終わり。月のない夜に村を襲い皆殺しにする百人の盗賊集団「百足」。ある村で恩を受けた無刀の拳闘士・馬頭丸との百対一の戦いが今、始まる。この「百足」の悪党ぶりに加え、最初に百足の頭が殺られ、他だったら皆が中ボスだったり幹部クラスでいそうな連中が正にスピーディーに倒されていくのは爽快の極み。話的にもただただ、戦っていくのみだろうし、各話の終わりに「百足残り○○人」とも出て、昭和の時代の作品のノリも感じる。2015/12/12