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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
17
東洋の全体主義国家・大東亜共和国は、アメリカをはじめとした世界各国と対立して、半鎖国状態(ただし、各種の工業輸出品は極めて優秀で、国民一人あたりのGNPは世界一) そして、毎年、全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び〝プログラム”という名の殺人ゲームを行わせていた。今回選ばれたうちの一つ、城岩中学3年B組の42人の生徒たちは修学旅行へと向かうバスの中で眠らされ、ゲームの舞台となる孤島へと連れてこられる… 同名小説のコミカライズ(続く2022/04/06
十六夜(いざよい)
13
映画公開時に年齢制限で揉めたなつかしの作品。原作を読んだときは、怖いけど続きが気になって結局あっという間に読み終えてしまったのだが、コミックだと残虐さがより際だってちょっと重く感じる。それぞれ個性的なメンバーだが、これからどう動いていくのか…。劇画チックな絵がちょっと苦手。2020/09/04
Hiroki Nishiyama
11
1巻~14巻(完結)まで読了。今の日本でも、若者によるバトルロワイヤルが続いている。社畜になるか社長になるかで大きく人生は変わってくる。ただ限られた島で戦いあうより、大きな視点をもって、楽しいことを考えたい。
地下鉄パミュ
5
映画版のバトルロワイアルを見て漫画版も再読したくなりました。映画版は個人個人にエピソードが無く殺伐としてストーリーが進んで行ってしまい物足りない。漫画版はそれほど目立たないキャラクターにも光りを当てていますね。自分には漫画版が合っているようです。さて第1巻はまだまだ田口さんの絵が安定していない感じもありますが、劇画っぽい濃い絵柄がバトルロワイアルの緊張感ある世界感を上手く表現されています!!2013/05/16
645
4
いやぁ、久しぶりに再読になりますがこのプログラムに強制参加を告げられてからの展開“バトルロワイアル”導入部の胸糞悪さは印象的ですね。無慈悲且つえげつない(汗)救いがないなぁ、此れからもっと救いどころか希望も無い殺し合いになって行く事を思うと、彼らが自分を保っていられたのは実際は教室を出るその瞬間迄なのだと痛切に感じる。恐怖する者・仲間を信じる者・殺し合いを始める者…様々な人間模様が垣間見えますね。読み進めて行くのが楽しみだ。決して余り他人に勧める内容では無いけど、読み応えのある漫画だと思います。2014/06/07