- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 秋田書店 ヤングチャンピオンC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-os
3
擬人化というからには、それは人ではないのだろう。なのに、どうしてこう我々は擬人化という手法を通してまで、モノに人間めいた気持ちがあると錯覚したいのか。それはきっと、愛着なのだろうなと思う。長く嗜んできたモノへの愛着、そこに気持ちがあったらという手慰み。読後、どうしようもなく切ない気持ちに襲われるのは、たば子ちゃん達へ抱いた愛着と、かつてタバコをやめてしまったことへの「後ろめたさ」によるのだろう。きっと、煙草嫌いには一生理解されないであろうこの小さなコメディは、けれども私の心を大いに揺さぶったのだ。2018/12/22
天涯
3
完結。アイコスちゃん登場。ピースが可愛くて健気なので好きだが、やはりメビウスか。風邪をひいた時の悪いたば子ちゃん達が面白い。ラストはちょっとしんみり。続いて欲しい作品だったが、ひみつ先生はこれからも追っかけて行く。次作品にも期待。2018/11/20
ぬりかべ
2
いいアイデアだと思う タバコを吸っている間のつかの間の逢瀬 煙のような別れそして再会 2巻で完結は残念だけどいい終わり方だった2019/02/08
なけなしの不安要素
1
煙草を擬人化させるアイデアが良かった。2020/09/16
みやしん
1
吐き出される感情と語るため形を伴うから、擬人化というよりイマジナリーフレンドな煙。ブラコン姉より①巻で名前だけ出てきた彼女が再登場するかと思った。本巻が発行してから二年余り、益々喫煙者にとって居心地の悪い社会になってきたが、作中出てきた喫煙者達のようにマナーをしっかり守っていたら、もう少しだけ余裕のある世の中だったのにね。作中でのIQ◯Sのヘソ穴が男性器に見えてしょうがない。ごめんなさい。2020/07/27