目次
レモン
うんちのゆげ
ある時
林
夕立ち
びょうき
イナゴ
コスモス
目をさます
くうきとあくしゅ〔ほか〕
著者等紹介
小池昌代[コイケマサヨ]
東京都生まれ。詩人。詩集に『もっとも官能的な部屋』(高見順賞・書肆山田)、短編集に『タタド』(題名作品で川端康成文学賞・新潮社)などがある
村上康成[ムラカミヤスナリ]
岐阜県生まれ。絵本作家。創作絵本をはじめ、ワイルド・ライフ・アートなどのグラフィック関連やエッセイなどで独自の世界を展開。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、日本絵本大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
140
絵と詩のコラボレーション。「レモン」レモンは遠くへ行きたいのです…そういう発想はなかったですが、なるほど、輪切りにすると確かにそうですね。シャリンっていう響きがレモンらしくて爽やかだなぁと思いました。「びょうき」家で寝てるとこんな感じだったなぁと懐かしかったです。「くうきとあくしゅ」これはなかなか胸にずんときました。何気ない日常がいとおしくなりました。2020/11/20
♪みどりpiyopiyo♪
17
子供からプロの詩人までの、身近な事物を詠んだ詩を集めた絵本です。他者の感覚を追体験できるのが詩歌のたのしみですよね。握手の詩 2篇と、まっくら と、てがみ が好きでした♪ ■(「にぎる」という詩の解説より)「あくしゅという、ただそれだけの行為を、これほど繊細に、これほど官能的に、かんがえぬいた詩を他に知りません。…その接触の、ちょうどまんなかであたためられているものを、「愛」という言葉で置き換えようとして、わたしは迷います。その言葉は、詩のなかに一度も出てきませんから。でも感じるのは、やっぱり愛です。」2016/09/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
小学校の国語科単元で、詩があるので担任に紹介。2019/04/10
ヒラP@ehon.gohon
6
身の回りのありふれた物や、日常の断片を題材に書かれた詩が集められています。 平板ではあるけれど、極めて哲学的な感じがします。 感じる絵本という作りですが、考えさせられる絵本。 決して低学年向けではないように思います。 ありふれた物や、日常の断片を改めて考え直す。 様ざまな詩人の見方考え方感じ方を通して、日頃あまり深く考えることのない事柄を見つめ直す、そんな刺激がありました。2013/03/08
kunkun0503
3
これまで詩を読み聞かせたことがなかったので、どうかな?と思っていたけど、息子達も気に入った様子。色がとっても綺麗で、季節がら「コスモス」の詩を読んでいるところで、そろそろ見に行ってみようか~!という話になりました。2012/10/13
-
- 電子書籍
- 【無料試し読み版】辺境暮らしの大賢者 …
-
- 電子書籍
- TOY’S 1 コミックプリムラ