内容説明
詩を読もう、ことばを感じよう。ことばを紡ぐ詩人・小池昌代ベストセレクト×絵本の魔術師・スズキコージ。よりすぐりの詩と人気絵本画家が奏でる極上のハーモニー。シリーズ第1巻。
著者等紹介
小池昌代[コイケマサヨ]
東京都生まれ。詩人。詩集に『もっとも官能的な部屋』(高見順賞・書肆山田)、短編集に『タタド』(題名作品で川端康成文学賞・新潮社)などがある
スズキコージ[スズキコージ]
静岡県生まれ。絵本作家。絵本に『やまのディスコ』(絵本にっぽん賞・架空社)『エンソくんきしゃにのる』(小学館絵画賞・福音館書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
145
図書館本。いろんなことば遊びの詩がいっぱい。「じぶん じぶん じぶん じぶん じぶん……じかーん じかーん じかーん じかーん……じゆう じゆう じゆう じゆう……」、せみって確かにこんな風に鳴いてるかも。どれも面白かったけど、「お経」には爆笑でした。なるほどね〜。声に出して読むと楽しさも倍増です。スズキコージさんの絵はカラフルでこの絵を見るだけでも楽しい。終わりの小池昌代さんの手紙を読むと、また味わい深いです。2020/03/12
☆よいこ
64
「あいうえおにぎり」ねじめ正一、「おならうた」谷川俊太郎、「せみ」有馬敲(たかし)、「はやく」藤冨保男、「とびばこだんだん」藤哲生、「おちゃのじかん」島田陽子、「がいらいごじてん」まど・みちお、「か」秋原秀夫、「だれか」中江俊夫、「かさぶたってどんなぶた」山中利子、「たんぽぽ」川崎洋、「お経」阪田寛夫、「けむしとくるみの木」與田準一、「きのうのきんようび」松岡享子、「ちょっと出かけてくるわ」マイケル・ローゼン、「おにいちゃんはおにになった」岸田衿子、「わかれのことば」阪田寛夫、「あけがたには」藤井貞和2019/03/26
ヒラP@ehon.gohon
32
言葉で遊んでいるいろんな詩を集めて、楽しい詩集絵本です。 その詩を、スズキコージさんも思いきり楽しんでいます。 スズキコージさんの絵が加わって、なんともにぎやかな絵本になりました。 ちょっと詩が絵に埋もれているような気もするのですが、とても印象的な絵本です。 声に出すよりも、自分で眺めている方が楽しいかもしれません。2021/04/26
けんとまん1007
25
本当だ、かさぶたってどんなぶただろう?と思った。まさに、あそぶ言葉だ。いろんな方のいろんな詩があって、とても面白い。比較すると、特徴でもでるし、中には、えっ!こんな感じの詩もかかれるんだと。その言葉と、文字と絵があいまって、なんとも不思議な空間が広がっている。2014/11/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
19
2年生読み聞かせ メンバーが担当しました。 こちらは予備本としていたので、ところどころ詩を紹介しました。やはり『おならうた』は爆笑ものです! 『あいうえおにぎり / おならうた / せみ / はやく / とびばこだんだん / おちゃのじかん / がいらいごじてん / か / だれか / かさぶたってどんなぶた / たんぽぽ / お経 / けむしとくるみの木 / きのうのきんようび / ちょっと出かけてくるわ / おにいちゃんおにになった / わかれのことば / あけがたには』2021/09/17