少年少女世界SF文学全集<br> 生きていた火星人

少年少女世界SF文学全集
生きていた火星人

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  • サイズ B6判/ページ数 235p
  • 商品コード 9784251080028
  • NDC分類 K933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴィオラ

12
ジュブナイルだけあって、特にどうってこともない内容だけれど、1991年には最初の移住者が火星の地に降り立っているという、素敵な未来がこの作品には存在していました。確実に宇宙開発が進歩していく「僕たちの未来」は、いったい何時姿を消してしまったんだろ?2014/06/03

たこい☆きよし

3
年末に古本で見つけて40ン年ぶりくらいに再読。いわゆるオールド・シルヴァーバーグの時期のジュブナイルで、火星に赴任した生物学者の子どもの兄妹が、絶滅していたと思われる火星の古代種族を発見する、というわりあい他愛のない物語なのだが、小学校の図書室から何度も何度も借りて、挫折したけど筆写しようとまでした一冊。今読んでみると助成金をやっと取った科学者、役に立たない基礎研究の価値がわかってもらえないジレンマとか妙にリアル。もしかして、自分が科学者になる道にいたる原点の一つだったのかも?2021/01/01

円盤人

3
ロバート・シルヴァーバーグのジュブナイル。生物学者チェインバース博士の子供、ジムとサリーは、父の研究に伴い火星に移住、絶滅したと思われていた火星人と接触することに。このコンタクト自体がほぼ後半で、全体的に他愛もない内容ではあるが、舞台は2017年(!)。コミュニティの閉塞感と、火星環境がもたらす習俗、研究職の肩身の狭さがていねいに描かれ、意外にも読ませる。地球に残された飼い猫については、物語の最後まで言及があるし、愛くるしい火星ネコも登場するので、シルヴァーバーグはあんがい猫好きなのかもしれない(笑)。2018/09/18

植田 和昭

1
火星に動物や植物、そして知的生物がいるとは。面白かったなあ。いつになったら有人火星探査ができるんだろう。2015/10/25

llll'

0
.2024/02/27

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