出版社内容情報
あやは、大のねこ好きの小学3年生。両親は共働きで、学校が終わるとひとりで家に帰ります。仲よしのアッキーとはケンカをしてしまうし、知りあったばかりのさくらちゃんは会うとすぐににげてしまうし、まったくつまりません。そんなある日、いつもどおり家へ帰ると大きいねこが、またある日には小さいねこが現れました。日常とふしぎを往きかうなか、あやが思い出したことや、決心したこととは…? 絵本作家のおくはらゆめさんが、はじめて書き下ろした童話です。
おくはらゆめ[オクハラユメ]
著・文・その他
内容説明
あやは、小学3年生。これは、日常と思い出と心のなかをいきかう、いろんなねことの、おはなし。絵本作家のおくはらゆめがはじめて書いた童話。
著者等紹介
おくはらゆめ[オクハラユメ]
1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。『くさをはむ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』(童心社)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
33
絵本作家おくはらゆめさんの初の児童書。主人公は小3の女の子。小学生あるあるなお話にほっこりしました。おくはらさんの描く猫の絵が好きです。2019/09/08
たまきら
31
去年20数匹の子猫の里親探しをした娘にぴったりのタイトルなので借りてみました。早速食いつき、じっくり読書。ずいぶん文章の多い本も抵抗なく読めるようになり、うれしいです。本人も自信になっているようで、「絵本が好きだけど、こういう本も面白くなってきた!」うんうん、おかんうれしいよ。2020/04/11
anne@灯れ松明の火
24
遠い方の新着棚で。おくはらさん、初めての童話だそうだ。猫が大好きで、飼いたいけれど、飼えない「あや」。仲良しの友達とはケンカしてしまい、ひとりぼっち。そんな あやのところにやってきた猫は……? リアルとファンタジーの世界を行き来しながら、自分自身を見つめ直すことになる様子が自然に描かれる。挿絵もご自身だから、迫力のある猫が出てきて、うれしい♪2018/08/09
ごへいもち
18
「ゲッ、かわいい」(╹◡╹)2021/07/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
小学3年生のあやは、すぐ余計なことを言っちゃう子。友達のアッキーとはケンカ中、児童館で知り合ったさくらちゃんとも、なんだかしっくりしない。本当はねこが飼いたいんだけどマンションはペット禁止だし、なんだか悶々としているが、ある日、とてつもなく大きなねこがあらわれて…。猫の魅力がたくさんな本です。【第68回 小学館児童出版文化賞】 【身近なだれかによりそうーペットと暮らす】2020/03/23