目次
どんなまちがある?―伝統や歴史を生かしたまち
みんなのまちはどう?伝統や歴史を生かしたまち(文化をつなぐ;伝統的技術を生かす;遺跡・歴史的まちなみを生かす;まちのことを調べよう―インタビューへ行こう!;滋賀県長浜市―子どもたちが歌舞伎役者に!祭りの体験が成長を生む;岩手県奥州市―南部鉄器と共に歩む今までとこれから;千葉県佐倉市―歴史ある風景を守り市民がほこれるまちに)
著者等紹介
梅澤真一[ウメザワシンイチ]
植草学園大学発達教育学部教授。千葉県公立小学校、千葉大学教育学部附属小学校、筑波大学附属小学校教諭を経て、2023年より現職。東京書籍『新しい社会』教科書編集委員。価値判断力・意思決定力を育成する社会科授業研究会の代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひつまぶし
4
このシリーズはもう一つかも。基本的には社会科の教材で、日本社会の地域特性を学ぶためのものなのだろう。ストーリー仕立てになっていて、調べもの学習としての構成も取られているが、結局のところ既存の知識を覚えることが目標になっているのでは。また、1巻、2巻と読んで来て、観光地化を目指す地域づくりの色合いが強い印象を受けた。伝統や文化は大切だとは思うが、実際にそこで暮らす地域社会の人たちの暮らしを豊かにするために地域特性をどう活用していくかという話ではない。調べもの学習的要素とは切り分けて作った方が面白くなるかも。2025/03/16