星を見あげたふたりの夏

個数:

星を見あげたふたりの夏

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784251065735
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

飼い犬のラッキーが突然走りだしてブルーベリー畑に入ってしまったとき、それを止めてくれたのは、遠くからブルーベリー農園に働きにきていた少女サルマ。厳しい暮らしであるにもかかわらず、サルマは前向き。そんなサルマに触発され、リリーは自分の殻を破ろうとこころみます。サルマは自分の将来のためにブルーベリーフェスティバルのクイーンを決めるコンテストに挑戦することに! 友情と成長を生き生きと描いた物語です。

シンシア・ロード[シンシアロード]
著・文・その他

吉井知代子[ヨシイチヨコ]
翻訳

丹地陽子[タンジヨウコ]
イラスト

内容説明

親友のハンナと気持ちがすれちがい、リリーはさびしさを感じていました。ある日、飼い犬のラッキーがきっかけで、ブルーベリー農園で働く出稼ぎ労働者の少女サルマに出会います。犬の事などで気があい、仲良くなっていき、ふたりはこの夏、新たな挑戦をします。少女たちの揺れ動く心や成長を生き生きと描いた友情の物語。

著者等紹介

ロード,シンシア[ロード,シンシア] [Lord,Cynthia]
児童書作家。デビュー作『ルール!』(主婦の友社)で、2007年ニューベリー賞オナーに選ばれた。米国ニューハンプシャー州出身で、現在はメイン州に在住。教師、行動障害スペシャリスト、書籍販売などを経て、作家に

吉井知代子[ヨシイチヨコ]
翻訳家。奈良県出身。大阪市立大学文学部卒業

丹地陽子[タンジヨウコ]
三重県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。書籍の装画や雑誌の挿画を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

36
12歳の少女たちのひと夏が鮮やかに描かれていました。毎年夏になるとブルーベリー摘みに来る季節労働者。今までは気にもしなかったが、サルマという少女と友だちとなったことで視野が拡がる。リリーの飼い犬ラッキーの白内障の手術のために、お金を貯める手段として蜂の家に絵を描いて売っている。サルマも手伝うが、ステンシルで描くリリーの絵よりも芸術性が高くて売れ行きが良い。「絵は身近にあるありふれた物を、実はありふれてはいないと、初めて見る気持ちにする」お互いを認め、励まし合う友情が素晴らしい。2024/02/14

かもめ通信

23
祖父母と共に暮らす少女リリーが、家族とともにブルーベリー摘みの出稼ぎにやってきた少女サルマと出会い、友情をはぐくんでいく物語。 社会の抱える様々な矛盾への問題提起をさりげなく織り込みつつ、少女たちがお互いの足りないところを補い合いあいながら、勇気を出して一歩踏み出すことの大切さを描く、甘みも酸味もちょうどいい後味のよいさわやかな物語でもある。今の時期、毎朝庭のブルーベリーを摘んでいる私は、物語の主役たちの祖父母の年代に近いが、ブルーベリーがつないでくれた縁ですっかりお仲間気分になって旬の味わいを堪能した。2018/09/05

mntmt

20
爽やかな感動。2019/03/07

waraby

8
この長さで、きっちりとお話を伝えて、しっかりと心に残る作品は、さすがニューベリー賞の作家さんたち。主人公のリリーと、フロリダから出稼ぎにやってきているサルマと、そしてリリーの幼馴染のハンナの関係も、過不足なくてよかった。犬の話も、うまくはまっていました。2018/12/04

くるり(なかむらくりこ)

8
夏の気配が残るうちに読み終えられてよかった。ブルーベリーが印象的な、女の子たちの夏の物語。母親を亡くしたことで居場所がないような気持ちを抱え、自分を「つまらない子」と思ってしまうリリー。季節労働で各地を転々とし、文字通り自分の居場所がわからないサルマ。ふたりの友情と、悲しみや孤独を受け入れて解放する心の動きが丁寧にやさしく描かれている。お互いに小さな勇気を出し合って一歩前に進む姿が本当に愛おしい。どこにいても空にある同じ星を見あげる「星友」は、きっと誰にとってもいろいろな喪失や孤独と向き合う力になる。2018/10/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12889033
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。