出版社内容情報
潤は、木の上にすわる少女の幽霊を見た。その後すぐ、潤や友だちの父親が、夜中に森で穴を掘り続ける異様な姿が目撃された。
小学校中学年以上向き
内容説明
百年たって、満月の夜になったとき、月の光の下で、銀の箱は初めて開き、妖精が飛びたつのだと、小夜子はいいました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやび
9
6人の少年たちが幼い頃に交わした約束。ある事をきっかけに仲良しだった彼らはばらばらになってしまう。幽霊屋敷、謎の美少女、妖精の小箱。25年の時を経て彼らの子供たちと一緒にかつての約束が果たされる時がくる。幼なじみが大人になってその子供たちがまた自分たちと同じように仲良くなって幼なじみになる、こういう関係性っていいな。子供たちの中にいつかの自分たちの姿が重なり、懐かしくもあり微笑ましくもあり。これを読みながら自分も子供の頃、幼なじみとした沢山の約束を思い出した。そして、そういう関係に憧れた事も。2020/10/11
あゆみ
9
★★★★★ 図書館本。2018/02/02
れな@がんばれレバンガ
7
子どもの頃に読んでたらちょっと違う感想だったかな。登場人物が多いせいか人物描写が浅め。☆2.52017/06/04
チュンセ
4
子どもの時に出会えたら、もっと違う感動があったのかなぁ~!今は・・・・・だなぁ!2015/06/29
麻帆
2
風早の街の物語シリーズということで読了。ファンタジー要素が足りなかった気がしますが、児童書(?)だからでしょうか。妖精それだけ!?と、ある意味斜め上をいく作品でした。2016/04/24
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- 和書
- 青山娼館 角川文庫