内容説明
たった六歳で日本初の女子留学生としてアメリカにわたった津田梅子。帰国後は、男性と同じように活躍できる女性を育てるための高等教育に一生をささげることを誓います。
目次
1 梅子の決心
2 アメリカでの日々
3 梅子の夢
4 女性の地位
5 再びアメリカへ
6 二本の道
7 学校を開く
8 最初の五人
9 おとろえていく体
10 昨夜は嵐
資料
著者等紹介
山口理[ヤマグチサトシ]
東京都出身。大学在学中に母校の高校で代用教員を務める。卒業後、千葉県の小学校教員をしながら『おーい、日本海!』(文研出版)を出版。たくさんの作品を発表し、のちに作家に専念する。自身の体験をもとにしたアウトドア系の作品のほか、ファンタジー、ノンフィクション、SFなど幅広く執筆している。日本児童文学者協会会員。日本ペンクラブ会員
丹地陽子[タンジヨウコ]
三重県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。書籍の装画や雑誌の挿画を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
72
図書館本 捨松さんのことは英雄たちの選択でさらっと知っていたのですが女子英学塾の資金集めと役員になるという形で津田梅子とのかかわりがあったのですね。2人ともすごい行動力だ。 自分の意見を持たないというのは日本人女性もそうなのですが、わがまま放題の日本人男性にもいえるでしょうね…。時代は違いますが、学生時代の同級生たちは進んで手を挙げて発言したり前の席を陣取るということはなかったですから…。2021/12/21
雪見だいふく
4
お札になる日が近づいてきたからか、最近梅子さん取り上げた本が児童書・一般書増えた気が。 こちらは児童書読み物。 彼女が生きていた頃は幕末明治大正と色々と大変だった時代。 現代、女性を取り巻く環境は、その頃よりは良くなっている点多いだろうけど、一部層の男性の意識はねぇ未だに…… 梅子さんが現代に生きていたらどう思うのだろう……2022/01/30
棚から一つ神
3
私に優秀な娘が居たら津田塾に行かせたい!2023/07/09
しげ
0
わかりやすい2023/05/05