出版社内容情報
「ぞうさん」など数多くの童謡を生んだまど・みちお。独自の宇宙観にあふれる詩の世界をつくりあげた、その人生を伝えます。
内容説明
五歳のとき、家族と別れて暮らすことになった少年は、小さな生き物や草花をみつめ、耳をすまし、美しい世界にひきこまれていきます。新しい詩人まど・みちおの感覚は、そうしてみがかれました。
目次
1 ひとりぼっちの子ども
2 詩を作り始めたころ
3 同人誌『昆虫列車』での活躍
4 兵士として東南アジアへ
5 戦後―童謡「ぞうさん」の誕生
6 兄さんの死と宇宙的な抽象画
7 最初の詩集『てんぷらぴりぴり』で開花
8 阪田寛夫との出会い
9 国際アンデルセン賞作家賞の受賞
10 百歳になっても“ふしぎがり”
資料
著者等紹介
谷悦子[タニエツコ]
徳島県出身。大阪教育大学大学院修了。梅花女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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