出版社内容情報
子どもたちが花かんむりで遊んでいるのを見て、子ぎつねのふうたもほしくなりました。おかあさんぎつねにたのんだのですが…。
5歳から
内容説明
れんげつみましょ、かんむりしましょ。れんげのれんげのはなまつり…こぎつねのふうたがうたごえのするほうへいってみると、そこではこどもたちが、れんげのはなかんむりをつくっていたのです。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。「車のいろは空のいろ」(ポプラ社)で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、「ちいちゃんのかげおくり」(あかね書房)で小学館文学賞、「おっこちゃんとタンタンうさぎ」(福音館書店)で野間児童文芸賞を受賞する。そのほかに、「ふうたのゆきまつり」「おかあさんの目」「おはじきの木」(以上あかね書房)など数多くの作品がある
山中冬児[ヤマナカフユジ]
1918年、大阪府に生まれる。大阪美術学校油絵科卒業。日本美術家連盟会員。作品に、「おちばおちばとんでいけ」(国土社)「コッペパンはきつねいろ」(偕成社)「1ねん1くみのしらゆきひめ」(金の星社)「もうじき1年生」など多数あり、童謡詩画集に、「この道はいつか来た道」(以上岩崎書店)がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
19
児童書。お母さんきつねと、こぎつねふうたとのやりとりが可愛らしい。花のかんむりをうらやましく見ている女の子は、仲間に入れるのか?最後のどんでん返しも微笑ましく、さすがあまんきみこさんだと思ってしまった。一人読み初心者向け。2021/10/13
マツユキ
15
こぎつねのふうたは、れんげ畑で花かんむりを作って遊ぶ子供たちを見ていると、木の後ろに隠れている女の子がいて…。お母さんとのやり取りも、女の子との交流も可愛く、温かい。『ふうたのゆきまつり』を読んだ後なので、ふうたの成長が感じられて、にっこり。2023/01/23
こどもふみちゃん
8
あまんきみこさんの子ぎつねふうたシリーズ(全4巻)。『ふうたの風まつり』『ふうたの星まつり』『ふうたのゆきまつり』ともう3冊あるらしい。 まだ、この1冊しか読んでいませんが、意外なラストで親もビックリのお勧め児童書でした!★★★★★是非何度も読み聞かせたいです。 ほかの3冊も、早く読みたいです。(*^_^*)2013/06/21
おはなし会 芽ぶっく
5
読書会【テーマ 北海道子どもの本の集い事前学習会 あまんきみこ】2014/07/15
玲と建
4
【小2娘】わたしも花かんむりが作れなかった女の子が子ぎつねだったなんて読み終わるまで気がつきませんでした。【母】ふうたとお母さんぎつねのやりとりが可愛い。花かんむりを付けて喜ぶふうたが微笑ましい。女の子の子ぎつねと遊ぶふうたはとっても楽しそう。読んでとっても幸せな気持ちになりました。2011/11/19