内容説明
いぬうえくんとくまざわくん。せいかくのちがうふたりは、おぼえていることもちがうみたい。あしたのよていをはなしていると…。
著者等紹介
きたやまようこ[キタヤマヨウコ]
1949年、東京に生まれる。文化学院卒業。あかね書房刊「ゆうたくんちのいばりいぬシリーズ」で第20回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。理論社刊『りっぱな犬になる方法』は第40回産経児童出版文化賞推薦に選ばれ、あかね書房刊『じんぺいの絵日記』とともに、第16回山本有三記念路傍の石幼少年文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
17
県立で。シリーズ5。1ではまったので、すぐに続きを借りに行ったが、これだけ貸出中。別に順番でなくても構わないのに、妙に順番どおりに読みたくて、県立の近くに行ったのでゲット~(^^) しっかり者のいぬうえくんが忘れることなんてあるの? それがあるんだ! でも、そこにも彼流の哲学が……。記憶の仕方、それぞれの頭の中の様子、性格の違いが反映されて、とても興味深い。いつものことながら、笑わせつつ、考えさせる、いいシリーズ(^^)2013/09/15
遠い日
9
二人の明日の予定が食い違う。そこから始まる記憶のしまい方の考察。同じことを話しているつもりだったのに、結果としてその記憶がどうして違ってしまうのか。覚えると忘れるの関係にも、頷かされる。覚えていればいいというものでもないのだな。二人が最初にした約束のくだりでは、なんだか切なくなってしまった。絶対に忘れてはいけない約束がある二人って、ステキだ。2013/09/14
さくら@絵本記録
8
【6歳3ヶ月】一人読み。『ねーねー、ママの頭の中にあるのは引き出し?それとも箱?』娘の話はいつも唐突…なんの話かと思ったら、この本らしい。頭の中の引き出しに入れたことは忘れないんだって。『明日起きたら抱っこするって引き出しに入れとくんだー!』だそうで。まだまだ可愛い6歳児。2023/08/05
hiichi
7
しっかりものの、いぬうえくんと、のんびりやの、くまざわくん。子どもたちは、いぬうえくん派だそうですが、わたしはくまざわくんが好きだなー。他人を知ることで、また自分のことをみつめなおす。二人の絶妙な関係が、心地よく、可愛い挿し絵に和むシリーズです。2014/10/17
yk
5
いぬうえくんとくまざわくんシリーズ。いぬうえくんが相変わらず哲学者みたいですw 夢を思い出せない夢をみたくまざわくんの話を聞いてしっぽをぐるぐるまわして喜んだところはかわいすぎます。2019/07/28
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