内容説明
子どもたちがからだを正しく認識し、自己の健康管理ができるようにするためにはどうしたらよいか。からだのしくみや性の発達についてなど、子どもの関心や要求に根ざしたすぐれた学習の実践を紹介し、養護教諭の仕事とはなにかを考える。
目次
1 養護教諭と保健指導(保健指導のあゆみと今日的意義;保健指導のあり方を考える;養護教諭と保健指導)
2 集団に働きかける保健指導(空き時間を活用した保健指導の取組み;子どもと結ぶ太い絆;生徒の心を動かす保健の教材作り)
3 養護教諭と保健自治活動の指導(自治の力・集団の力を育てる;保健専門委員会の指導;生徒保健委員会活動の四季;保健自治活動の指導をどうすすめるか)
4 保健活動を教育活動に(健康問題への取組みを教育の観点で;健康診断を教育活動に;養護学校の保健活動;保健活動をどうすすめるか)
5 教師集団や父母との連携(侃々諤々の討議をへて;父母との連携で推進する学校保健委員会;家庭と学校を結ぶ「ほけんだより」;教師集団や親とどうつながるか)