学校づくりの思想と実践―子ども・青年を学びの主人公に

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250210112
  • NDC分類 374
  • Cコード C3037

内容説明

教育への国家統制とそれに抗する学校づくり運動の歩みをたどり、能力主義と競争の教育をのりこえる実践を紹介、その構造と本質を明らかにする。

目次

序章 学校論、「学校づくり」論とは何か―研究の対象・方法について
第1章 石橋勝治と学校づくりの思想・実践―戦後教育改革期の東京・四谷第六小学校の場合
第2章 戦後教育改革と「学校委員会」構想―学校づくりへの国民教育運動と制度構想
第3章 教育の国家統制と学校管理運営論を俯瞰する―「教育官僚統制論」と学校・教職員支配の思想
第4章 「管理主義教育」をうむ現代学校経営の思想―千葉県における学校論・学校経営を対象に
第5章 教師・教職員集団と学校づくりの道すじ―明治学院東村山高校の教師たちに学ぶ
第6章 新自由主義・「構造改革」と教育管理・学校経営―教職員管理の新動向と学校づくり
第7章 能力主義・競争の教育をこえる学校づくり―人生と社会へのかかわりをつくりかえる学校の創造

著者等紹介

新村洋史[シンムラヒロシ]
1943年静岡県清水市生まれ。1969年早稲田大学大学院法律学研究科修士課程修了(労働法専攻)。1980年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育行政学専攻)。現在、至学館大学(旧中京女子大学)教授(健康科学部栄養科学科)、明治大学兼任講師(資格課程)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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