Sekaishiso seminar
シカゴ学派の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710295
  • NDC分類 361.253
  • Cコード C3336

内容説明

都市、犯罪、家族、エスニシティ、社会心理…。社会学のあらゆる領域をカバーするシカゴ学派社会学。ヨーロッパ生まれの社会学をアメリカに根付かせ、今日の興隆をもたらした原点が、ここシカゴにある。

目次

第1部 シカゴ学派の社会学(シカゴ学派とは;シカゴ学派の形成;シカゴ学派の確立)
第2部 研究領域―人と作品(エスニシティ―移民と人種;都市生活―その光と影;非行と犯罪 ほか)
第3部 シカゴ学派と現代社会学―シカゴ・ルネッサンスへ向けて(第二次シカゴ学派へ;シカゴ学派と外部世界)

著者等紹介

中野正大[ナカノマサタカ]
1943年生まれ。現在、京都工芸繊維大学工芸学部教授。研究分野は経験社会学・社会調査論

宝月誠[ホウゲツマコト]
1941年生まれ。現在、京都大学大学院文学研究科教授。研究分野は逸脱論、社会的相互作用論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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抹茶ケーキ

1
社会学のシカゴ学派の紹介。最初の方で「シカゴ学派は統一的なものではない」みたいなことを言っているのに、他の部分では「シカゴ学派はフィールドワークを重視する」みたいに言っていて結局どっちなんだろうってなった。フィールドワークを重視するのは別にシカゴ学派の専売特許ではないような気がした。質的研究にしてもその後たくさん新しい手法(カルスタとかナラティヴ論とかディスコースアナリシスとか)が出てきて精緻化されている中で、なぜ他のではなくシカゴ学派の方法論に学ばなければならないのかがあまりよくわからないなと思った。2015/12/24

ゆうき

1
1920年代のアメリカに現れたシカゴという都市は社会学のフィールワークを行う実験空間だった。そこでは都市での人間の生きる姿を教え、社会学をアップデートした。2014/07/16

富士さん

1
シカゴ学派の解説書であるよりも、すばらしい質的調査の入門書です。たくさん掲載されているシカゴ学派の成果の数々を見ているだけで、ワクワクして来ます。むしろ、ここからこの世界がこんなにも広くこんなにも多様なものなのかを改めて知って、ワタシの日常にも潜んでいるであろうたくさんの英知をワタシもまた汲み取れるのではないかと思えてくるのです。賛成が何%とかを調べるのもいいですが、それで社会がわかった気になるのはスラムダンクを読んでバスケが上手くなったと思い込んでいるほど滑稽なことだと思います。2012/12/16

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