内容説明
日本人にとって宗教・教団とは?無節操な宗教意識の来歴、意味、行方は。唯物論の視座から現代の宗教ディレンマを解読し、“豊かさの時代”の宗教の意味を問う。
目次
第1章 “宗教の時代”と日本社会のディレンマ
第2章 現代日本の宗教の特質と歴史的背景
第3章 現代日本の宗教の人間的意義
第4章 現代日本の宗教批判の視座
第5章 唯物論の宗教観の根本的転換―認識論主義から“実践としての宗教”観へ
著者等紹介
亀山純生[カメヤマスミオ]
1948年石川県に生まれる。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京農工大学農学部教授
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