感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
離れ小島の二人席を舞台に、牧田主任と鉄壁対応で知られる女子新入社員の文野さんのやりとりを描くストーリーで、若いのに「ロケット鉛筆」「まとまるくん」「多機能筆箱」「スーパーカー消しゴム」といった懐かし文具に並々ならぬ思い入れを見せる文野さんが無駄に熱いw 牧田主任との間にたまに共感はあるけど気難しい文野さんの変化が気になるところではあります。2019/05/04
いぼいのしし
18
無料にて。懐かしい文房具がたくさん出てきた。かみつきばあちゃん消しゴムってそういえばあったなぁ。話の内容自体はあまり無い。世代じゃない若い子はおもしろくないかも。2021/08/18
しぇん
11
塩対応の進入社員の文野さんの趣味は懐かしの文具で遊ぶこと(勤務中ですが)?ロケット鉛筆にジャポニカ学習帳と懐かしくかんじるものもあればマイナーでわからないものも。文野さんと主人公の関係も面白いので続きも買おうかなと2018/01/16
キリル
11
いつもはクールで3語でシャットアウトな文野さんが好きな文房具と戯れている間は子どもの様に目を輝かせているギャップが面白いです。"好きなもの"と戯れる時間が至福なのはわかります。紹介されている文具はレトロな文具で知らないものもありますが、使っていたものはその当時のことを思い出したりと懐かしい気持ちがしました。チェックペンはテープ派でしたが、中高通してかなりお世話になりました。マーブルペン・プチコロンは当時かなり憧れたものです。浴衣が似合ってました。2017/06/24
クククワワワワククワガタ
8
作者の子どもの頃の文房具に関する思い出や文房具への愛が詰まっているのを感じる。作中に出てくる文房具を僕はほとんど知らないし中にはくだらないと思ってしまうようなものもあるのに、文野さんや主任が文房具で楽しそうに遊んでいる姿にはとても共感させられる。これも作者の文房具への愛、思い出、経験の賜物だろう2019/05/03
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