出版社内容情報
7月に発売された上巻は発売即重版がかかり、すでに3刷目と、売り上げ絶好調の注目作品です。
海原に響き渡る海座頭の琵琶の音。
「お前が本当に恐ろしいことは何だ」。
その問いにより明らかにされる、己さえも気づかぬヒトの心の欲望。
縛りつけていた鎖は紐解かれ、モノノ怪の“形““真““理“を手繰り寄せていく。
果たしてこの怪異の正体とは―――『海坊主』これにて終幕。
【著者紹介】
連載作品に「天保異聞 妖奇士」「モノノ怪」「新撰組刃儀抄 アサギ」など多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
18
僧侶、老年の源慧が隠していた真実が明らかになる下巻。表紙が、モード反転、裏コード、ザ・ビースト!!な薬売りさん。カッケー!セラムンとはまた違う変身シーンは見るならアニメをお勧めします。アニメと違ってゆっくり読めるから理解しやすいのもグッド!2019/01/14
り こ む ん
16
アニメーションにはない、ちょとした付け加えがありつつ。世界観を裏切らない画力で満足なのだけど、やっぱ、分かりにくい画面。アニメーションを見てないと、ちょい分かりにくいかな。巻末の予告で、座敷童子がスタート!なんなら、全作品やってほしいな。鵺を是非!!是非!!2015/05/26
かけす
8
繊細なタッチ、細やかな書き分け…そうして表紙の鮮やかさ!!まさにアニメを忠実に再現していると思います。 お庸さんの美しさはさることながら、源慧の心に住まう闇を本当に丁寧に描き上げてありました。誰だって人柱になるのは恐ろしいですよね… そうしてなにより薬売りさんの格好良さ!!脳内声再生余裕です(*´∀`)hshs 2014/12/26
へへろ~本舗
5
なんかやたらと色っぽい坊さん、菖源。そして全てが解決したあとの源慧が!2014/12/24
のりA
4
上巻に引き続き、モノノ怪の世界の雰囲気を忠実に表現していたけど、下巻はアニメ以上に内容が伝わってきたかなと。色々と理解できなかった謎の部分もあったけど。とりあえずこれでこのお話はひと段落ですが、新章があるようです。個人的には加世ちゃん再び・・・ということはまた化け猫になっちゃうか。漫画オリジナルで新しい話を読みたいですね2014/12/30