出版社内容情報
どうしようもなく惹かれてしまう音がある…。一生音楽と共に生きると決めた青年たちの、きらめく音楽ストーリー最終巻!ギターと音楽とライアーバード 大切なものはその3つ。
少年時代のヨタカを支配し続けたカホトだが、彼の天才的な音にコトはどうしようもなく惹かれてしまう。
苦しみながらもカホトからの解放を願い音楽への愛を見つけるヨタカ。
コトとヨタカ、いびつな二人が奏でる感動のラスト・ライブ!
脇田茜[ワキタアカネ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつだ
2
なにかに、とりわけ漫画に影響されるのがかっこ悪い?! 誰が決めたそんなこと! みんなして賢いふり、冷静なふり、平等なふり、そのほかいろんなかっこつけ、全部が全部かっこわるいんじゃボケ! と、横っ面はったおしながら走り抜けた全4巻でした。雑誌掲載時の最終回がちょっとわかりにくかった(製本の都合なんやとはおもうんやけど)のが整理されて、期待通りの最終回で、いやもうそこにいたる途中から、それが判ったところから涙がでてきて、ヨタカのように、やっと泣けた(ただ、あの1行は要ったと思う)。サイコーでした。2018/03/13
祐樹一依
1
【○+】ほんの一瞬…長い長い一瞬だっただろうが…の迷走のち、迷いながら進む本来の流浪へ。自ら選ぶか、選ばされるかで、道の歩き方は大きく変わる。突き当たりは目的地にも見えるが、そこから先はない。終わりがないように見えても、未来への筋道はいくらでも見えてくる。2024/09/02
読生
1
そんなやり方しかできないのは哀れだよ。 そういう出会いしかなかったわけじゃ無かろうに。 証拠に周りにはしっかり人間揃ってる。 なのに自分だけが変われない。 変わってしまっては失うと思っているのかな。 変われなかったから失ったのに。 ペットじゃないのよ。 人間との関わり方、学ぼう。演技じゃなくてさ…。 偉そうには言えない私。 2024/03/13
ぬりかべ
0
読了2023/05/13
蝉、ミーン ミーン 眠ス
0
描くべきことを全て描いているというだけで文句のつけようのない最終巻だったし、コミックを買い続けてきた読者への最大級のサービスであるカラーページは素晴らしいものだった。2018/03/29