出版社内容情報
全ては、愛おしい者のための慟哭。母のように、恋人のように慕っていたお玉の行方が発覚!魂を抉る剣豪歴史物語、佳境。
天文八年。足利十三代将軍義藤(大樹)は十四歳。まだ戦火の飛び火しない京にて武芸三昧の日々を過ごす。大樹が鯉九郎に師事を受けること一年。驚くほどの上達ぶりを見せる。そんな大樹を密かに監視していた伊勢貞孝の忍・多羅尾杢助を発見した浮橋。大樹の武芸上手の報せさせるわけにはいかない、と杢助を始末するつもりで追跡する!そんな中、大樹の父・義晴が刺客に襲撃された!父の元に駆けつけた大樹は悲痛な真実を突きつけられ、涙する――。
【著者紹介】
翻訳ファンタジーやSFなどの書籍・文庫のカバーで、新進気鋭のイラストレーターとしても活躍中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nais
1
大樹の眼がどんどん荒んでいく。2015/01/17
アオイ
1
作画の東冬さんはツイッターでひたすら原作を批判し、描けといわれてるので描かされている、というアピールをしているのが悲しい。原作否定コメントを公言して何の特になるのかな…。途中、本文の絵もすごく荒れてるし…とても残念。3巻のカバー絵もすごく素敵だし、個人的には好きな漫画なんだけどなあ…。2014/12/20
蝉、ミーン ミーン 眠ス
1
苦難を乗り越えるたびに成長をしていく義輝の姿、少しずつだが剣豪将軍と呼ばれるにふさわしい風格を身につけていくその面持ちの変化が上手く描かれている。2014/12/14
しおこ
0
ストーリーは今まででいちばんわかりやすく読めたのだが、やはり絵が荒れているのが残念。ツイッターで作画さんが描きたくなさそうにしているのが心配2015/05/28
晩鳥
0
父である足利義晴が狂ってしまうけれど、大樹のことを尊氏の再来と言うあたり息子のことを大切には思っていたのだろう。傀儡将軍の悲しさが伝わってくる。2015/03/15
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