リュウコミックス ぼくらのへんたい 〈１〉

ふみふみこ

徳間書店（2012/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 163p／高さ 19cm
• 商品コード 9784199503016
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[匠]

ひらがなのタイトルだが「変態」ではなく「変体」で。よく女装する男子を単純に最近は「男の娘（おとこのこ）」と呼んでいるけど、それもここでは違う。好きになった先輩男子から、女装を求められる男子、姉の死を認められない母のために姉になりきるべく女装する男子、性自認が女性であり普段の自分は男装してるのだという認識の性同一性障害的な子。そんな３人の中学生が出会い、動き始める物語。せつなさ痛さを伴う話だが、キャラデザがあまり男子を感じさせず、ふっくら丸みを帯びた可愛い雰囲気のせいか暗く感じない（続く⇒

2013/07/31

[友和]

女装癖のある三人の中学生の男の子。三人とも女装する理由が生々しくて切ない。

2015/02/26

[ユーカ]

個人的に火傷に唐辛子味噌をすり込まれたくらいの激痛が走った。目を閉じて色々と悔やむしかなすすべが無い。

2015/07/21

[にいたけ]

ふみふみこさんの本が中古で一冊50円😳全巻買っても300円でしたので迷わず購入｡女装する中学生のお話｡タイトルとは裏腹にとても重く切ない話｡一巻は3人の出会いまで｡読む手が止まらない。怖いものみたさみたいなのある｡男性の性徴とどのように向き合っていくのか気になってしょうがない。流石ふみふみこ😊いいとこついてくる！🥰

2020/12/27

[R子]

お気に入り様のレビューに惹かれて。訳あって女装する男の子たちの物語。同じ女装でもその目的は様々で、痛みを理解し合うのは難しいけど、理解できないことを「気持ち悪い」の一言で切り捨ててしまうのはあまりに哀しいね。まりか、パロウ、ユイ、それぞれが自分と向き合い、前に進んでいけますように。

2015/02/06