感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
136
LINEマンガで3巻まで読了。わりと好き。なぜか獣人が生まれるようになった現代くらいの時代を舞台に、「キーマン」という体に鍵穴がついた超人と、「魔女」を名乗る少女をめぐるアクションファンタジー。主人公がティラノサウルス?の獣人で、バツイチのおっさん(年齢は不詳)というのがなかなか目新しくておもしろい。アメコミ風のタッチは勢いがあるが、アクションシーンは微妙にわかりにくかったりするのが気になる。ギャグもそこそこある。師匠が不肖の弟子を正しに行くっていう設定は良い。絵柄も好き。2018/10/29
645
21
絵が印象的で目に留まり表紙買い。凶悪犯罪が蔓延る都市でのヒーローモノはアメコミの王道だが、内容は至って日本的。獣人という第三種が社会に溶け込んだ世界観が中々良い。ヒーローの役割を担う超人“キーマン”が殺された事により話は展開し始める。死体に刻まれた名前の張本人Dr.ネクロの登場。見た目は少女だが、その実齢は百を超える異能の力を操る魔女だと言う。こういうキャラは日本的で日米漫画の融合が面白い。伏線が多く先が気になる物語の始まりだった。アクションはもっと読み易く、アメコミ調なんだし格好良く魅せる絵を期待。2013/12/02
Dー
19
アメコミ調な作画で読みづらいかなーと思ってたら全然違った。まだまだ謎が多くてDr.ネクロについて何も明かされていない。あとアレックス刑事などの獣人が普通に存在してる世界だけど…これにも謎がありそうだ。次も早く読みたいです^ ^2014/08/15
NAO
15
常人と獣人が同居し、ヒーローが活躍するアメコミ風の街。主人公のアレックス警部からしてワニ男。ヒーローKEYMANが何者かに殺され物語は始まる。作者がやりたい事を全部ぶち込んだ感が良いなあこれ。魔女とオカルトも絡んで、漫画でしか描けない世界が生み出されている。ネクロとアレックスの絡みが良い味出してる。2012/10/15
JACK
11
☆ 獣人が社会に溶け込み、凶悪犯罪が蔓延するロックヴィル市で治安を護るのが超人「キーマン」。空を飛び、自動車を持ち上げる力を持ち、その肉体はナイフや銃弾を弾き返す。しかし、不死身と思われた彼も何者かに殺されてしまう。その遺体には謎の文字が刻まれていた。誰が彼を殺したのか、誰が彼を殺せるのか。捜査を開始した獣人のアレックス警部の前に現れたのは自らを魔女だという少女だった…。スクリーントーンが少なめで明暗のはっきりした絵柄といい、ヒーローの描かれ方など、アメコミ調の作品。先が気になります。2013/11/06