歴史文化ライブラリー
東京都の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055352
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0320

出版社内容情報

東京は江戸が単に変化したのではない。現在の東京都に含まれる周辺地域が近世以来の経済的・文化的な関わりの中で複雑に変容、発達してきた。都を移す遷都でなく京都と並立する「奠都」として位置付けられた明治維新期から、関東大震災・戦時体制をへて現代まで、東京の諸問題に人々や行政はいかに対処してきたか。激動の歩みを描く〈東京〉入門。

〈主な目次〉東京をどう描くか―プロローグ/江戸と近郊農村 前史(近世都市江戸の誕生/江戸近郊の村々)/江戸から東京へ 第一の誕生(アヘン戦争と帝国主義の渦/揺れる江戸/他)/帝都・東京の建設 第二の誕生(「東京」の出発/東京市と東京府)/大東京市と戦時体制 第三の誕生(関東大震災と復興計画/市街地の拡大と市域の拡張/他)/再出発、そして未来への課題 第四の誕生(8月15日と瓦礫の山/新都政の開始/他)

内容説明

東京は江戸が単に変化したのではない。遷都でなく京都と並立する奠都として位置付けられた明治維新期から、関東大震災・戦時体制をへて現代まで、東京の諸問題への人々や行政の対応と激動の歩みを描く“東京”入門。

目次

江戸と近郊農村―前史
江戸から東京へ―第一の誕生
帝都・東京の建設―第二の誕生
大東京市と戦時体制―第三の誕生
再出発、そして未来への課題―第四の誕生

著者等紹介

藤野敦[フジノアツシ]
1966年、東京都大田区に生まれる。1992年、東京学芸大学大学院教育学研究科社会科教育専攻修士課程修了。現在、森村学園中等部・高等部教諭、地方史研究協議会常任委員
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感想・レビュー

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rbyawa

1
c081、東京都が今の形になるまでには、かなりの紆余曲折があったというのはなんとなく最近理解して来たのだがかつて「東京府15区」だったとか、別に存在した品川県が武蔵野新田(江戸の頃の食糧生産のため開拓推奨された土地)系の土地の扱いの是正を求めてかなり暴れた結果国家レベルにまで持ち込むことに成功、したものの品川県そのものは解体されて周囲に吸収されたとか。玉川上水と甲武鉄道(今の中央線)の絡みで多摩地域が東京になったことや、戦後今の23区制の原型の22区になったとか。うんまあ行政上の出来事だけで手一杯だなぁ。2012/08/04

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