出版社内容情報
人生、山、植物などの題材で人気を博した串田孫一の代表作を36年ぶりに文庫化。ロジカルな思考の流れを詩的に綴る不朽の名作!
串田孫一『考えることについて』は、1955年に初版刊行。その後、加筆修正・再刊行など形を変え、多くの読者に愛された串田思想の入門書的存在。79年の旺文社版から36年ぶりの再文庫化。考えることについて、見ることについて、愛することについて、孤独について、不安について。それぞれ普遍的なテーマを取り上げ小気味よく綴る至極の文章は色褪せることがないばかりか、現在も新鮮な輝きを放っている。串田和美氏による特別寄稿文を収録。
【著者紹介】
1915年、東京都生まれ。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学哲学科卒業。父は三菱銀行会長の串田萬蔵。長男は俳優・演出家の串田和美。38年、処女短編集『白椿』を刊行する。登山を愛し、関連のエッセイも多数出版。58年、尾崎喜八らと山の文芸誌『アルプ』を創刊し、83年の休刊まで責任編集者を務めた。主な著書に『山のパンセ』『ものの考え方』『わたしの博物誌』など多数。2005年逝去。
内容説明
生誕100年、待望の復刻。「山の哲学者」が綴った人生に大切なこと。愛、不安、孤独、そして希望。没後10年、甦る極上の名文!
目次
考えることについて
見ることについて
疑うことについて
知ることについて
欺くことについて
働くことについて
遊ぶことについて
真似ることについて
作ることについて
笑うことについて〔ほか〕
著者等紹介
串田孫一[クシダマゴイチ]
1915年、東京生まれ。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学哲学科卒業。父は三菱銀行会長の串田萬蔵。長男は俳優・演出家の串田和美。38年、処女短編集『白椿』を刊行する。登山を愛し、関連のエッセイも多数出版。58年、尾崎喜八らと山の文芸誌『アルプ』を創刊し、83年の休刊まで責任編集者を務めた。2005年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ぐちを
Yasuko Hayashi
こじこ