本橋成一 在り処

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本橋成一 在り処

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  • サイズ B5判/ページ数 367p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784904257357
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

1960年代から半世紀にわたり、市井の人々の営みを撮り続けた本橋成一。初期から最新作までを初めて一望する、決定版写真集。 本橋成一(1940?)は1960年代から写真作品を、1990年代より映画作品を発表し、2つの手法で市井の人々を記録してきたドキュメンタリー作家です。写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞、映画「アレクセイと泉」で第12回サンクトペテルブルグ国際映画祭グランプリを受賞するなど国内外で高い評価を受けています。本橋は炭鉱、大衆芸能、サーカス、屠場、駅など人々の生が息づく場をフィールドとし、社会の基底にある人間の営みの豊かさを写し出してきました。また、チェルノブイリ原発事故の後もかの地で暮らす人々の日々と故郷の喪失を主題としてこれまで写真集3冊と映画2作品を制作しています。2016年はチェルノブイリの原発事故からちょうど30年目の節目の年となります。被曝した故郷を記録した本橋の作品は、3・11を経たわたしたちに過去からの視座を与えてくれます。
 本橋はこれまでの半世紀に渡る写真家としての軌跡を「在り処(ありか)」という言葉に託しました。展覧会「在り処」と連動して刊行される本書は、初期の未発表作「雄冬」「与論」、代表作「炭鉱〈ヤマ〉」「上野駅」「屠場〈とば〉」「藝能東西」「サーカス」「チェルノブイリ」、最新作の「アラヤシキ」までの、9シリーズ・262点を一堂に会する初の写真集となります。
【テキスト】椹木野衣(美術評論家)・岡野晃子(IZU PHOTO MUSEUM館長)・森 陽子(IZU PHOTO MUSEUM学芸員)

本橋成一[モトハシセイイチ]
写真家・映画監督 1940年東京生まれ。63年自由学園卒業。65年東京綜合写真専門学校卒業。68年「 炭鉱〈ヤマ〉 」で第5回太陽賞受賞。95年『無限抱擁』で日本写真協会賞年度賞、写真の会賞を受賞。98年「ナージャの村」で第17回土門拳賞受賞。
ドキュメンタリー映画 「ナージャの村」(1997)、「アレクセイと泉」(2002)、「ナミイと唄えば」(2006)、「バオバブの記憶」(2009)を監督、「水になった村」「祝の島」「ある精肉店のはなし」をプロデュース。2015年に最新監督作「アラヤシキの住人たち」を公開した。
主な個展に「本橋成一 ナジェージダ?希望」東京都写真美術(2002)、「本橋成一 写真・映像展:ナジェージダ?希望」松本市美術館(2006)など。主な写真集に『ナージャの村』(平凡社、1998)、『アレクセイと泉』(小学館、2002)、『屠場』(平凡社、2011)、『上野駅の幕間』(新版、平凡社、2012)、『サーカスの時間』(新版、河出書房新社、2013)、『炭鉱〈ヤマ〉 』(新版、海鳥社、2015)などがある。

森 陽子[モリ ヨウコ]

内容説明

アラヤシキ、雄冬、与論、炭鉱、上野駅、藝能東西、サーカス、屠場、チェルノブイリ。1960年代から市井の人々の営みを撮り続けた半世紀。代表作に未発表の初期シリーズを加え、全9シリーズを収録した決定版写真集。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

5
人は場を離れて生きることはできない。場が心と表情をつくり、写真に記録される。そんな人々の場が重なり、歴史になる。場に長く通って同化して撮る写真がいいのか、通過者として異端者として撮る写真がいいのか、私には分からないのだが。2021/05/05

3
東京都写真美術館で「本橋成一とロベール・ドアノ ー 交差する物語」展を見てきた。ドアノーの写真を見たくて行ったのだけど、よく見ると本橋成一の写真が何とも良いのだ。本橋さんの事は知らなかったのだけど、荒木経惟や篠山紀信と同い年、森山大道、中平卓馬は2つ上だから知っていて当然の筈なのに。近年になってなって評価されてきたとか。図録だけでは物足りなくて本書を購入。何回も足を運び何年にも亘って通って撮影しているとのこと。それでこういう温かみのある写真が出来るのだなと納得。購入して正解でした。2023/07/10

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