内容説明
ペリーの黒船来航・強制開国に始まる明治の近代化、戦後のマッカーサー率いるGHQによる日本改革、「第二の敗戦」とも言われた金融ビッグバン。近代日本のターニングポイントすべてにフリーメーソンが関与していた。彼らの改革要望案は今も続く…。日本人が気づかないかたちで、政治・経済に影響を与える秘密結社を内部証言から大解剖。
目次
序章 黒船ペリーから今へと続く日本の枠組みを設計する人たち
第1章 日本のフリーメーソン―メーソン開設は占領政策の柱だった
第2章 「メーソン大国」アメリカにこじ開けられた日本―ペリー、マッカーサー、ウォール街
第3章 メーソンと日本の関わりは戦前の欧州から
第4章 超法規的「水交社」買収―連合軍司令官の「恣意」によって「国有財産」はメーソンの集金マシンに
第5章 「奥の院」に君臨する二人のキーパースン―在日大物メーソンとは何者か
終章 今なお「情報進駐軍」が要所に
メーソン幹部、実力者たちへの直撃インタビュー
「メーソン国家」現代フランスの現実
著者等紹介
島田四郎[シマダシロウ]
1943年島根県生まれ。ジャーナリスト
高山数生[タカヤマカズオ]
1957年東京都生まれ。ジャーナリスト
成澤宗男[ナルサワムネオ]
1953年新潟県生まれ。ジャーナリスト。『社会新報』記者・パリ通信員を経てフリーに。極右団体、国際政治、フランスの核戦略を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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