内容説明
中国雲南省の山岳地帯、老子の母の故郷とされる秘境を訪れた筆者は、そこで古代より秘蔵されている驚くべき史料、原版の老子書を手渡される。その地には、隠された老子の教え“聖なる性の秘儀”を純粋に継承し、生命の悦びに満ち溢れた人々の姿があった。世界で初めて明かされる老子書の全貌と、超意識へと覚醒した人々を追った衝撃のノンフィクション!原版の老子書/全訳付き。
目次
老子の暗号―真実のTaoが語る宇宙の法則と人類の理想郷を巡る究極の旅(秘密を知る人物との出会い―仙人のような外観、明晰な思考力をもつM老人;M老人の村―人類の記憶を呼び覚ます神話の世界;老子二千五百年の秘密―性エネルギーを包含した太古の叡智;実在するパラダイス―精霊と交流・交信をする人々 ほか)
原版/老子書―解読・聖なる性(M老人秘伝による「老子」全訳)(究極のTao;すべての導き手;天地合一;形なき性 ほか)
著者等紹介
千賀一生[チガカズキ]
静岡県出身、東京都在住。老子については高校の頃より関心があり、大学では中国古代哲学を専攻。在学中の論文は学界で通用するとの評価を得るが、世の中への貢献度に疑問を感じ、教育への道と文筆活動を志す。諸雑誌への執筆講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポール
7
今までの性に対する考えをひっくり返された。 私もどちらかというと悪に考えていた。 素晴らしいことであるのを改めて考えさせられた。2016/12/26
T坊主
7
私も老子の考え方が好きで、2冊持っていますが、訳は難解ですが、こんな見方があったのかと。1)身体を伸ばすという事が、神聖な意味があるという。2)権力欲が 旺盛な人間ほど、愛に満たされない過去の体験を持っていると、所有欲も同じかも。3)著者のガイアの法則も一緒に読むと全体像が分かってくるのではないでしょうか。(まだ1冊目を読んでいる最中ですが) 4)セックスの夢を時々見るのは、その奥に究極の性(タオ)があるのだよと教えてくれていたのかも。2014/09/04
おさと
6
こんな素敵な方達に出会いたい。自然と一体化した営み。全ては愛。そして性。2018/03/25
出世八五郎
6
本書に書かれたタオの事実とか本当なんですかね?中国語分かる人に解読してもらいたい。それとこんな村ほんとうにあるんかいな?まあ、夢を見させてくれる本です。
耶麻
4
子供の性教育によいとお奨めしてくれたので読んでみました。性に対する見方が少し変わったように思います。著者の感じた一体感に伴う満たされた感覚が伝わってくるようで、とても面白い読後感がありました。2013/09/17
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