内容説明
権力者たちは宗教を使って「性」をできる限り低く貶めた行為に変質させそのパワーを封じ込め、人々をパワーの源から遠ざけてきた。「神に近づく・エデンの園に至る行為」を「神から離れる・エデンの園から墜落する行為」と逆方向にすり替えてきたのだ。家、権力、宗教、政治、マスコミに長い年月歪めつづけられてきた「性」の本来の姿スピリチュアリティを解き明かす。
目次
プロローグ 魂を揺さぶるセックスに必要なこと
第1幕 性が聖なるものだった頃
第2幕 性を「恥ずかしいもの」に変えた宗教の悪知恵
第3幕 性を「軽いもの」に変えたマスメディアの戦略
第4幕 エネルギーからみた新・性の心得
第5幕 寂しがる心に必要な手当て
第6幕 あなたの中のセクシャルな女神と男神
エピローグ 人はなぜ、男と女の二つに分けられたのだろう?
著者等紹介
夏目祭子[ナツメマツリコ]
1964年生まれ。心と体にまつわる多彩なテーマで小説・評論・エッセイを発表、海外メディア向けニューズレター「Views from Japan」でも度々紹介される。2002年より、「魂に響く性教育」講演活動を開始。世界エイズデー、看護学校、看護師研修会、13月暦の会などにも招かれる。現在、「アンチダイエット・カウンセリング」主宰として、食と心と体に悩む女性のサポートに努め、多くのダイエッター、摂食障害者より熱烈な支持を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おさと
3
本来の素晴らしい力、役割。それを、抑えつけられて、歪められて苦しい世の中。今こそ気づくとき。その力になる!2019/01/09
清少納言
2
尊敬すべきメンターから借りた本。タイトルや表面だけのイメージにより偏見から入ってしまったのだがこれは恐ろしく素晴らしい一冊であった。我々人間が、自然界の中の男女が、本来あるべき最も美しく崇高な形を説いてくれているのだ。欺瞞、支配、お金…経済大国で生きる我々には大切にすべきことよりそれらを忘れマインドコントロールされるほうが生きやすかった。もう一度思い出してみたい。自然の中で遊んだ心地よさを。あの感覚を。2016/01/26
まーちゃん
0
良かった。若かりし頃、なぜ性に振り回されていたか。結婚している現在、どうしてうまくいかないことがあるのか・・・・良く理解できました。もっと早くに読みたかったです。2012/12/08
elfee
0
借り物。読み始めは退屈だったのだけど、中ほどから後半は、写経したいところがいっぱい。実際書き写しました。今感じていることが、本当に自分自身が感じていることなのか、確認することって大切だよね。2012/08/20
恵
0
目次をちらっと見て入手したので、思ってた内容とかなり違った(苦笑)。まぁ、これは興味のある人には面白いんだろう。きっと・・・。2010/09/21