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内容説明
母を苦しめた父を倒し、ついにオルヴィエートの実権を握ったエレオノーラ。だがその代償は大きかった。オルヴィエートは経済大国の地位を失い、大切な人々はエレオノーラの周りから去っていった。兄のジェラルド、親友のベアトリーチェ、そして想いを寄せた男・コンラッド…。だが、風雲急を告げる銀河の情勢はエレオノーラに休息の暇を与えない。銀河宇宙の果て、深宇宙と呼ばれる領域で、兄と親友がボスポラス帝国軍と条約機構軍との戦いに巻き込まれようとしている。エレオノーラは再び激戦の渦中へ。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年10月22日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。1988年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞
荻野目悠樹[オギノメユウキ]
1965年2月2日、東京都生まれ。横浜市立大学商学部卒業。「シインの毒」で1996年度集英社ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuma-kichi
1
舞台はいよいよ深宇宙へー。 思考体がいよいよあきらかに。 しかし、キーファー准将、泣かせます!2018/05/14
Humbaba
1
すべてを犠牲にして母の仇である父親を打ち倒した.その事自体には後悔はないが,自分のやったことの意味を考えればただ安穏とはしていられない.新たな火種は彼女のすぐ近くに来ている.2010/05/11
ミカ
1
私の中で、キーファーのイメージが少し変わった。かな? ジェラルド、ベアトリーチェに馴れ馴れしくするなー? と思った。 本編も、徐々に核心に近づいている感じで、続きが気になる。2009/12/25
永山祐介
1
超がつくほど久々。前の巻が「第一部完」っぽかったので、続編出るか心配しました。で、この巻から遂に「船団」を舞台にした物語に。ボスポラスが圧倒的な力を見せつけ始める中、再会を果たした兄妹たちがどうするのか、続き楽しみです。2009/12/16
azur
0
戦闘シーンを淡々としており、嵐の前の静けさ という印象。2012/04/07