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内容説明
掌には、小さく冷たい手の感触が、まだ消えずに残っていた…七歳のときに、航空機墜落事故で両親と弟を失った川田康生も、いまや高校生。しかし、弟を助けられなかった悔恨は、彼の心から消えさってはいなかった。高三直前の春休み、友人の萩原千尋とふたり、学生寮に居残っていた康生のまえに、ひとりの新入生があらわれた。そして、それと時を同じくして始まった異変。学園の森に刻まれた“封印”が、解かれようとしていたのだ―。翻訳や書評の分野で活躍する柿沼瑛子の初の長篇小説。
著者等紹介
柿沼瑛子[カキヌマエイコ]
1953年5月、横浜生まれ。翻訳家。早稲田大学文学部日本史学科卒業。代表訳書に「ヴァンパイア・クロニクルズ」「眠り姫」シリーズ(ともに、アン・ライス著)などあり。共著書に「本は男より役に立つ」「本は男より楽しい」共編書に「耽美小説・ゲイ文学ガイドブック」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののじ
0
わりとオーソドックスなファンタジーもの。設定とか魔女とかの説明がちょっと不足気味な気が。雅美の姉さんからの電話がホラーだった。でも一番恐いのは300段の階段かw2013/01/15
冬峰
0
なんというか、作りがちょっと…省いていいところもあった。けど作者としては自分の学生時代の思い出を書ききりたかったのかなと思う。 でも、主人公の力とかもっと早く登場できたはずだし、せっかく最初におばば登場させたのに、深く入り込んでくるのが遅かった。つまり、後半にもっと力を入れて欲しかったのだと自分で思う。2019/01/12
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