出版社内容情報
目撃者、
証言を撤回。
推し活刑事は
今日も時間に
追われる!
六年前、三ヶ瀬市にあるメイリン児童公園で、
男性遺体が発見された。
懸命な捜査にもかかわらず、
容疑者を特定できないまま、継続捜査へ。
ところが、当時の目撃者・伊佐田和葉が
突然出頭してきて、証言を撤回、
さらに犯人を知っているという!
県警捜査一課・宝尾玲班も捜査に出向くよう
指令が入る。推し活が原動力の宝尾は
事件を解決し「推し」の応援に間に合うのか?
第一話 メイリンの闇
第二話 ロウナイトの罰
第三話 ジャスティスの邪
【目次】
内容説明
六年前、三ヶ瀬市にあるメイリン児童公園で、男性遺体が発見された。懸命な捜査にもかかわらず、容疑者を特定できないまま、継続捜査へ。ところが、当時の目撃者・伊佐田和葉が突然出頭してきて、証言を撤回、さらに犯人を知っているという!県警捜査一課・宝尾玲班も捜査に出向くよう指令が入る。推し活が原動力の宝尾は事件を解決し「推し」の応援に間に合うのか!?
著者等紹介
松嶋智左[マツシマチサ]
大阪府出身。元警察官、女性白バイ隊員。退職後に小説執筆を始め、2005年に北日本文学賞、06年に織田作之助賞を受賞。17年、『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』(応募時タイトル「魔手」)で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
66
シリーズ第2弾。県警本部捜査一課班長・宝尾玲。彼女の部下(仲間と言った方がいいかも)4名がそれぞれにキャラが際立っており、事件と聞くと猟犬のごとく飛び出ていくのが何とも潔くていい。6年前の未解決殺人事件が今再び捜査への着手となる。6年後に犯人を目撃したと名乗り出た1人の女性。本作は3話による連作短編になっているも、別の事件のどこかで6年前の事件が繋がって行く面白さ。名乗り出た女性が偽名を使うのは何故?彼女は誰?張られた伏線が回収されていく最終章にこんな事があっていいのかと思ってしまう真相に唖然。面白い!2025/12/24
fuku3
23
2025.12.27読了。シリーズ第2弾。前回より数段面白い。本格派刑事ものには程遠いと書いたが今作は、一章で真相が明かされず別の事件の犯人を逮捕し、管理官が捜査を打ち切りニ章の最後に重要参考人が出現。三章で一、ニ章の伏線をキレイに回収し、全ての真相の解明が行われると言う凝った構成だった。県警捜査一課、宝尾班のメンバー達がみんなクセ強で頼もしい!特に若手で班長の運転手兼補助の紫藤亜月巡査長26歳のハツラツさが爽やかである。宝尾警部の推し活の設定はこの際、もうどうでもいいのでは⁉︎活躍範囲を狭めてしまう!2025/12/27
うさぎや
6
推し活女刑事が主人公のシリーズ第2弾。推し活は事件を解決する……!?2025/12/18
ブランノワール
3
面白かったです2025/12/18




