出版社内容情報
剣戟小説の頂点を極める大河シリーズ、最新作!
第七代将軍・徳川家継が重篤に陥り、次期将軍が紀州公・徳川吉宗に決まったころ、桜伊銀次郎は従三位・左近衛権中将にして本丸参謀総長九千八百石という位を発令された。しかも二条城の城代も兼職することになったのだ。女黒鍬衆の一人から、宮中で異変が起こっていると告げられた銀次郎は吉宗から駿馬・吹雪を与えられ、単身京を目指すことになった。銀次郎とは深い縁で結ばれた女黒鍬衆の元頭領・凄みの黒兵はすでに〈天之御方様〉として宮中に居住しているというのだ! そして京に入った銀次郎に襲い掛かる賊徒の群れ! 紀州藩京屋敷の筆頭留守居役・禅藤吾郎衛門の不可解な行動とは……。
剣戟文学の大いなる地平を疾駆する〈門田泰明時代劇場〉大河シリーズ最新作!
内容説明
宮中に異変あり!黒鍬から情報を得た銀次郎は、折りしも新将軍・吉宗から左近衛権中将・本丸参謀総長に任じられ、二条城代をも兼務することになった。入京するや銀次郎に襲い掛かる凶悪な賊徒の群れ!天之御方様として既に宮中に居住する黒兵は無事なのか?そんな中、紀州藩京屋敷に不穏な動きが…。娯楽文学の大荒野を席捲する「門田泰明時代劇場」の大河シリーズ最新作!