徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 秀吉が来た!―貧乏神あんど福の神

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徳間文庫 徳間時代小説文庫
秀吉が来た!―貧乏神あんど福の神

  • 田中 啓文【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198948672
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大阪の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」で暮らす葛幸助は、大名家のお抱え絵師だったが、主君の望む絵を描かず、自分の思うままに描き、怒りを買い、お家断絶の沙汰がくだり、浪人となった。仕事を求めて、大阪に出てきたが、ここでも、自分の思うままに描くため、次第に依頼が来なくなり、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。そんな貧乏暮らしは、部屋に掛かる絵に封じ込められた瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、幸助は追い出そうともせず、呑気に同居している。
あるとき、道頓堀でかかっていた芝居の内容が、豊臣秀吉を題材に扱ったことから、西町奉行所の同心によって、中止になった。その直後、幇間のヒデ吉という男が雷に当たり、自分は「太閤秀吉」だと言い出して……。
厄病神が次々呼び寄せる事件に、福の神と呼ばれる謎の若旦那や,筆屋の丁稚の亀吉とともに、解決していく。
1巻が重版を重ねている好調シリーズの第3弾!

内容説明

大坂の筆屋の丁稚・亀吉は使いに行った帰り、幇間のヒデ吉が雷に打たれたところに遭遇した。彼は火傷だけで無事だったが、目覚めるなり、自分は太閤秀吉だと言いだし…。同じ頃、秀吉の一代記を題材にした芝居が中止させられたばかり。これはマズいと、いつも騒動のときに助けてくれる貧乏絵師の葛幸助のもとへ連れていく。これは幸助の家に住みつく疫病神の仕業なのか、それとも…。

著者等紹介

田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」シリーズなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タイ子

76
シリーズ第3弾。大阪道頓堀の芝居小屋で上演中の太閤秀吉の一代記。大阪人にとっては家康より秀吉の方が絶大な人気があるのだが、お上からの命令で中止になってしまう。そんな折、雷に打たれた一人の男・太鼓持ちのヒデ吉が自分は太閤秀吉だと言い出した。秀吉が死ぬ前に隠したという埋蔵金を巡って大騒ぎ。他には筆屋の亀吉が夢見で占いができると言ったばかりに頼りにされるという落語の「御神酒徳利」を彷彿させる話。これまで謎だった幸助たちを助ける金持ちのお福旦那の正体と過去が判明。貧乏神が日暮らし長屋に居る限り物語は続く!か?2023/07/07

ぜんこう

17
秀吉が来た!/夢見丁稚/皿屋敷はどこにある? の3話(2話+素丁稚捕物帳)。 登場人物が多くても、凄く濃く繋がって、そんなことある?みたいな😅 緑雲坊という坊主さん、最初は嫌な奴やなぁと思ったけど、非常識みたいやけどええこと言いよる。 そしてついに(?)最後のほうで、お福旦那の過去が語られたけど、なんとも気の毒な😢 次作も期待してまっせ〜2023/09/08

小梅さん。

12
秀吉が来たってどういうことだ?と思ったら、なんとまぁw なんか、ダジャレに次ぐダジャレ?w こういうのが好きなのだ。 貧乏神&お福旦那のコンビも最高。 中入りの丁稚の亀吉メインのお話も面白い。 懲りない亀吉ではあるけど、ま、根はいい子、、、たぶんw 皿屋敷の話、兄妹の逆恨みが恐ろしい。 でも、幸助が助けたあの男が、ねぇ。まさかのつながりにびっくり。 近石夫婦、ずっと幸せでいてほしい。再登場を期待。 しかし、皿屋敷をああいうふうに仕立ててくれるとは、さすが。2023/08/31

きょん

11
秀吉が幇間に乗り移り埋蔵金を探す話と、葛幸助が仕えていた藩主の参勤交代の接待を任された親友の災難の話。お福旦那の正体も判明するけど、おそらく彼らの関係は変わらないんだろうな。悪人はちゃんと成敗されるので爽快。2023/06/29

高橋 (犬塚)裕道

7
星3.5。面白かった。ただの与太のような進み方で結構読み応えのある内容。矢張り田中啓文は天才か?!2024/04/18

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