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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
遅咲きの天才―田能村竹田の人と作品
感想・レビュー
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5
初読。田能村竹田(1777〜1853)は江戸後期の文人画家。芸術を趣味とする医師で、豊後国岡藩に仕えながら多くの文人墨客と知遇を得る。貧困救済と学問振興の進言が受け入れられなかった引責で37歳にして隠居する。その後、長崎など各国に遊学し、自らの詩学を深めるなかで、次第に文化人として知られるようになる。理論家であり、多くの同時代人の画論・画家論を遺す。一方、実作者としては南画の影響を強く受けた。幕末の政治的芸術的転換期にありながら、伝統回帰的で清廉な作品を多く残した。晩生の画家としても知られる。2014/09/20
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