出版社内容情報
少女の祈りに込められた殺意!
連続殺人現場に残された「殺人者には死を!」の文字。
児童虐待問題に迫る本格推理
こんな時代だからこそ、本書は“今”、多くの人々に読まれるべきである。
“今”だけではなく、児童虐待やDVが減少し、なくなるまで読まれ続けるべきだ。
そうした小説が、ミステリとしても上質に仕上がっているのだ。
まさに必読書、である。
――ミステリ書評家・村上貴史氏(解説より)
路上で男性の死体が発見された。頭を鈍器で殴打され、首には索条痕があり、
背中には「殺人者には死を!」と書かれた紙が。
被害者の久保寺亮は娘を虐待していた。
その後、香西市郊外でも同じ手口で女性が殺害され、
彼女もまた息子を虐待していたことが判明。
事件現場に見え隠れする女の影、混迷する捜査。
そして第三の殺人が!
児童虐待の裏に隠された殺意の真相は……。
【目次】
序 章 少女の祈り
第一章 狼の夢
第二章 超能力
第三章 夢の裏側
第四章 狼の死
第五章 負の連鎖
終 章 ソウル・マーダー
内容説明
N市路上で男性の死体が発見された。頭を鈍器で殴打され、首には索条痕があり、背中には「殺人者には死を!」と書かれた紙が。被害者の久保寺亮は娘を虐待していた。その後、香西市郊外でも同じ手口で女性が殺害され、彼女もまた息子を虐待していたことが判明。事件現場に見え隠れする女の影、混迷する捜査。そして第三の殺人が!児童虐待の裏に隠された殺意の真相は…。
著者等紹介
深谷忠記[フカヤタダキ]
1943年東京都生まれ。東京大学理学部卒。82年『ハーメルンの笛を聴け』で第28回江戸川乱歩賞候補となる。85年『殺人ウイルスを追え』で第3回サントリーミステリー大賞佳作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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