徳間文庫 有栖川有栖選必読!Selection 8<br> 結婚って何さ―有栖川有栖選 必読!Selection〈8〉

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徳間文庫 有栖川有栖選必読!Selection 8
結婚って何さ―有栖川有栖選 必読!Selection〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 290p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198948054
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

アウトロー女子×2 一か八かの逃避行
殺人って何さ?
アタシら絶対やってないっ!

<笹沢左保サスペンス100連発>第8弾は、多彩
なバラエティを誇る笹沢作品でも異色中の異色
ユーモアサスペンス「結婚って何さ」。
上司のイチャモンに衝動的に退職してしまった
非正規雇用のヤンチャな事務員コンビ真弓と
三枝子。自棄酒オールを決め込んだその夜、勢
いで謎の男とホテルにシケ込む。が、翌朝男は
密室状況で絞殺されていた……。
どんな逆境も逃げきれば正義! 生きづらさを
抱えた全ての女子に捧げる殺しの遁走曲(フー
ガ)。

トクマの特選!
イラスト 慧子

〈目次〉
Introduction 有栖川有栖
結婚って何さ
Closing 有栖川有栖

内容説明

上司のイチャモンに憤慨し衝動的に退職してしまった、非正規雇用のヤンチャな事務員コンビ真弓と三枝子。自棄酒オールを決め込んだその夜、勢いで謎の男と旅館にシケ込む。だが、翌朝、男は密室状況で絞殺されていた…。どんな逆境も逃げきれば正義!生き辛さを抱えた全ての女子に捧げる殺しの遁走曲。豊富なバラエティを誇る笹沢作品でも異色中の異色ユーモアサスペンス。

著者等紹介

笹沢左保[ササザワサホ]
1930年生まれ。1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、時代小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も含む、380冊近くもの著書がある。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tosca

31
トクマの特選でなければ、タイトルではまず手に取っていなかっただろう。笹沢佐保さんの初期の作品なので、古めかしさはある。有栖川有栖さんの解説にもあるが、「マスクシャン」って何だ?「ズベ公」は分かるけど…みたいな死語が続出する。でも主人公の真弓がぶっ飛んでいて、パワハラ・セクハラ上司に捨てゼリフを吐いて会社を飛び出し、社名の銅板に唾を吐きつけ、飲み屋に直行する。全然古くないし、密室殺人のトリックも面白くて一気読み。オフィスでは算盤で計算していたりする時代なのに、真弓の行動は今と何も変わらない(笑)2023/01/23

coco夏ko10角

21
勢いで退職してしまった真弓と三枝子、ヤケ酒オールのまま謎の男と旅館に泊まると翌朝密室の中でその男が死体に…。一章のラストでは、当然こういう人だっているんだよなと。著作の中でも特にテンポよく進んでいってよかった。これ真相分かってもそれをどうやって…と思ってたからそうくるかと。すごい。タイトルも最後でしっくり。2023/08/14

だるま

15
笹沢氏の数多い著作の中から、有栖川さんが必読として選んだシリーズの第8弾。上司に嫌気が差して会社を辞めた2人の女性が、バーで男と知り合い酔い潰れて3人で旅館に泊まる。翌朝、男が死んでいて部屋は密室。2人は疑われるのを畏れ逃げ出し、警察に追われながら真犯人を探そうとするストーリー。密室の謎とアリバイ崩しがメインで、追われるサスペンスや男女の恋愛まで組み込まれた異色のミステリになっている。まあ、悪い出来では無いが、偶然の重なりや都合の良過ぎる展開が気になった。偶然って、有栖川さんは嫌いだと思っていたけどなあ。2022/12/22

やまだん

6
会社を辞めた二人のOLが、やけ酒を飲んでいる中で、一人の男性と意気投合し、一夜をともに過ごす。三人が泊まった旅館で、その男が殺害される。現場は密室。二人は警察に追われることになる、鳥井真弓だけが一人で逃走することになる。真犯人を見つけるため、男が残した手掛かりから、真弓は河口湖に向かう。警察からの逃走というサスペンス要素に加え、密室トリック、アリバイトリック、全体を通じた仕掛けまであり、テンポのよい本格ミステリに仕上がっている。しかし、御都合主義と感じる展開を見せ、伏線も薄く、深みはない(60点)。2022/12/18

しゅー

5
★★色々と注文をつけながらも、この企画を読み続けている。本作は殺人の容疑をかけられた主人公が逃げながら謎を解くタイプのサスペンスである。テンポがよいので、登場人物同士の出会いが偶然にすぎるなどの粗には目をつぶることができた。密室の謎から始まって、おなじみのアリバイ崩しへ、さらにはアノ趣向が見えてくる。このタイトルはどうにかならんものかと思いながら読み始めたのだが、意外にもラストでしっくりきた。謎解きのカギとなる事柄が時代がかっているのが難点だけれども、中心となる趣向は巧く脚色すれば今でもドラマ化できそう。2023/04/24

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