出版社内容情報
「彼女が不治の病であと半年の命なんだ」見栄をはった?から始まる大事件!
内容説明
「彼女が不治の病であと半年の命なんだ」高校一年の酒井健一が見栄を張ってついた嘘は、クラスメイトから同情され、ついにはカンパ金まで渡されることに。架空の彼女と待ち合わせた上野駅へ向かった健一だが、そこに、いるはずもない恋人が現れた!?さらに健一をコインロッカーへ促した彼女は「逃げようなんて思わないで」と拳銃を突きつけてきた!同い年コンビが事件に挑む青春ミステリ。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。ミステリの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
12
今読んでも面白いです。2022/10/06
リプリー
4
出張の行きでなんとなく購入した赤川さん作品。買ったあとに読んだことがある可能性もあるな、と心配していたが、初見だったのでひと安心。 赤川さんらしい10代を主人公にした青春ラブコメサスペンス。 メインの表題作は、導入こそ面白いもののちょっと偶然だよりの展開や物語トーンも変わってしまいちょっと首をかしげる出来。残り二本はショートショート感覚でサクッと読めた。2022/09/08
HoROkU
3
すごく面白かったし読みやすかった。 表紙の感じを超えてくるストーリー性! ある一言から始まる第二の人生って感じ😆 本編以外にも短編が2作あり、その話も面白かった。 赤川次郎さんの違う話も読んでみたくなった。2024/10/11
リリパス
3
赤川作品は、どちらかといえば、女性主人公ものが多いのですが、本作は珍しく、男子高校生を主役にしたお話しが3つ入っている短編集です。どれも、切ないお話しでした・・・。2022/09/10
ゆどうふさん
0
冒頭以外はいつもの赤川作品という感じで、意外性はありませんでした。2024/11/17