徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 宿神〈第1巻〉

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徳間文庫 徳間時代小説文庫
宿神〈第1巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 396p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947118
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

著者ライフワーク、“縄文の神々”をテーマと
する、
大河歴史伝奇絵巻の開幕――。

そなた、もしかして、あれが見ゆるのか……女院
は不思議そうに言った。あれ!? あの影のような
ものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお
方にも、見えるのだ――。のちの西行こと佐藤義
清、今は平清盛を友とし、院の御所の警衛にあた
る若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥
羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果
たす。たちまち心を奪われた義清であったが……。

内容説明

そなた、もしかして、あれが見ゆるのか…女院は不思議そうに言った。あれ!?あの影のようなものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお方にも、見えるのだ―。のちの西行こと佐藤義清、今は平清盛を友とし、院の御所の警衛にあたる若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。たちまち心を奪われた義清であったが…。

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、「カエルの死」で作家デビュー。89年、『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞を受賞。98年、『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞を受賞。また同作で12年に吉川英治文学賞を受賞。17年に菊池寛賞、18年に日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、柴綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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豆電球

13
佐藤義清を中心に、平清盛の青年時代の頃を描いています。これがなかなかに面白い。遠藤盛遠が特に良い。思わず歌川国芳の画集を開いてみたり、芥川龍之介の「袈裟と盛遠」を改めて読み直してみたりしてしまいました。そして彼が後に呼ばれる名前にびっくりしたり。こういう"点"だったものが"線"になる面白さが歴史の魅力なんですよねー。そんな最高の史実をベースに繰り広げられる物の怪ファンタジー。続きが気になってページをめくる手が止まりません。そして清盛の聡明っぷりもたまりません。ますます清盛にどっぷりハマってしまいそうです。2022/05/17

luadagua

10
西行について調べていたら見つけたこの作品。夢枕獏先生だし、佐藤義清(後の西行)と清盛の物語だなんて絶対おもしろいに違いないと、読まずにはいられなかった。二人の関係性は「陰陽師」を思わせる空気があったけど、この巻では怪異は少なめ。そのかわり、待賢門院璋子と遠藤盛遠のキャラが濃すぎて、この二人の存在が十分に怪異的というか。盛遠が袈裟を殺してから文覚になるまでの過程が壮絶だった。平家物語でも思ったけど、文覚って今ひとつ行動原理が理解できないんだよな。今後の展開を楽しみに2巻を読む。2025/05/26

くろばーちゃん

8
文庫なった分の陰陽師はすべて読んでしまい、キマイラは1巻で好みじゃないと思ったわけだが、それでも気になる夢枕獏。飯野和好の表紙絵と「美しき箏の音に誘われ」という解説に惹かれて手にした。タッチは陰陽師に近い。うっかりしていると義清と清盛が晴明と博雅に思えてしまう。今後の展開で、序の巻に出てくる幼少時のおそらく義清と璋子の場面がどのような形でかかわるのかも楽しみだ。2022/03/08

泰月

6
伝奇的要素を盛り込みつつ平家の隆盛をえがく歴史小説なのかな? 何よりも文覚のパートが良かった。 2022/03/01

かめゆき3

5
面白いです。!まず佐藤義清と平清盛が晴明と博雅みたいな感じで新鮮です。西行さんがこんな人とは。 二人の関係だけでなく、崇徳天皇と鳥羽上皇の関係とか、描き方がうまい。続きが楽しみです。2022/01/30

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