出版社内容情報
著者ライフワーク、“縄文の神々”をテーマと
する、
大河歴史伝奇絵巻の開幕――。
そなた、もしかして、あれが見ゆるのか……女院
は不思議そうに言った。あれ!? あの影のような
ものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお
方にも、見えるのだ――。のちの西行こと佐藤義
清、今は平清盛を友とし、院の御所の警衛にあた
る若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥
羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果
たす。たちまち心を奪われた義清であったが……。
内容説明
そなた、もしかして、あれが見ゆるのか…女院は不思議そうに言った。あれ!?あの影のようなものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお方にも、見えるのだ―。のちの西行こと佐藤義清、今は平清盛を友とし、院の御所の警衛にあたる若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。たちまち心を奪われた義清であったが…。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、「カエルの死」で作家デビュー。89年、『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞を受賞。98年、『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞を受賞。また同作で12年に吉川英治文学賞を受賞。17年に菊池寛賞、18年に日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、柴綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かめゆき3