徳間文庫<br> 猫ヲ捜ス夢―蘆野原偲郷

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徳間文庫
猫ヲ捜ス夢―蘆野原偲郷

  • 小路 幸也【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198946517
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人に災いを為すものを祓う蘆野原の一族。
大きな戦争の後、長筋の正也の姉は行方不明になり、一族の者しか入れない蘆野原の郷への入口も閉ざされてしまった。
正也は、親戚の知水とその母と一緒に暮らしながら、周りで起きる災いを祓いつつ、姉の行方と蘆野原の入口を捜していた。
ある日、手がかりを求めて訪れた寺で出会った少女が、突然猫の姿になって……。
大好評『猫と妻と暮らす』の続篇が、ついに刊行!


  醇蕾(しゅんらい)    
  美津鑑(みずかがみ)  
  界鵠(かいこう)
弐                
  悶呶(もんどう)    
  儚弄(もうろう)    
  仮初(かりそめ)    
参                
  燈土象(ひとかた)  
  巣気(すき)      

  似岫(くき)     
  能菩土気(のぼとけ) 
伍                
  浄頭(じょうず)    
逆豆忌(さかずき)  
陸                
  針句(しんく) 
奉尽(ほうじん)  
?                
  蹊火寄(みちびき)
  間崖(まがい)     
  封苔(ふうち)     
?                
  洞崙(うろん)     
  興吏(おこり)     
玖                
  柄裟(つかさ)     
  瑠殿(るでん)
拾                
  源偲(げんし)     
  偲郷(しきょう)

内容説明

古より蘆野原の郷の者は、人に災いを為す様々な厄を祓うことが出来る力を持っていた。しかし、大きな戦争が起きたとき、郷は入口を閉ざしてしまう。蘆野原の長筋である正也には、亡くなった母と同じように、事が起こると猫になってしまう姉がいたが、戦争の最中に行方不明になっていた。彼は幼馴染みの知水とその母親とともに暮らしながら、姉と郷の入口を捜していた。(叙情的幻想世界)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

23
 うーむ…。前作が凄く好きなので、採点がつい辛くなる。ちょっと駆け足が過ぎるんじゃないかな。2021/10/06

ピース

20
今回も不思議な話だった。時代は変わり科学が進歩しても蘆野原は「偲郷」として残る。そしてそれに思いを馳せる。それが満ちたときに蘆野原は繋がる。2021/10/08

アリーマ

17
前作は戦前の東京が背景で、結婚した妻が猫になった大学の先生が主人公だった。続編の本作ではその息子と同居人が語り部。時代は戦後。世の中に起きる椿事の「事」を治める力を持つ蘆野原の人間が、特別な力を使ってそうした事態を収拾するが、基本的には大事ではない…という話と並行して、猫の姿になって何故かふといなくなった母の謎や、閉ざされていけなくなった蘆野原の場所。ふと迷い込んできた美少女の謎もある。ゆるゆるした幻想譚に思えたが、思いがけず複雑な背景。とても面白く読んだ。できれば第三部も書いて欲しい!★★★★★2021/10/15

きょん

7
「事を為す」のを生業としながら、一度閉じられた郷、芦野原へと導かれる主人公たち。これは前編となる作品があるようですが、なんというか、あ、そうですか、、、、といいたくなってしまう作品でした。いろいろ説明するのは野暮だとでも言うのか、登場人物たちと作者だけがわかっている世界が展開されます。なんとなく冒険ファンタジー的なものかと思って読むと肩透かしを食います。2021/08/14

SOLVEIG

5
主人公は次の代へと移っている。そして《郷》は閉じられていて……。前作同様のふうわりとした感覚の心地よさは失われていなくて嬉しかった。自分的にはこの《蘆野原》という地については、色々と深読み(?)したくもなるけれど、そこは我慢してそっとしておこう。そして……もっと深読みしなきゃいけないと感じる箇所が、最終話『偲郷』のラスト数ページ。時代は変わり、科学は進歩し、そして――と。   ところで、佐々木教授って興味深い人物だった。髪とか眼鏡の雰囲気からは藤田嗣治しか浮かんでこないけど。2021/07/06

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