徳間文庫 暴れ旗本天下御免

井川 香四郎【著】

徳間書店（2020/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 340p／高さ 15cm
• 商品コード 9784198946050
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

将軍家斉の治世。かつての大坂・堺のように町人自治で栄える神奈川にある『竜宮町』。
その町に謀叛の動きがあると、幕閣の主だったもので執り行われる大評定で報告された。
大目付の大河内右京は、御政道批判したため、流罪になった昌平坂学問所で仲間だった男が、この件に関わっていることを知らされ、竜宮町をぶっ潰せと命ぜられた。
将軍にも意見し、”かみなり旗本”の異名で知られる大河内政盛。その息子で右京と孫の徳馬に、危機が迫る。
人気シリーズ「暴れ旗本」が、祖父・息子、孫の三世代になって帰ってきた！

第一話　百万石の陰謀
第二話　竜宮の城
第三話　江戸四宿封鎖
第四話　決戦江戸城

内容説明

江戸城本丸で執り行われた大評定で、相模国にある町人の自治により営まれる竜宮町に謀叛の動きがあると報告された。大目付の大河内右京は、この件に元加賀藩士の筒井権兵衛が関わっていることを知る。彼は昌平坂学問所で一緒に学んだが、御政道を批判したため、流罪になったはずだった。老中から、竜宮町を潰せと命ぜられた右京だったが、謀叛に疑問を持ち、町に潜入し、調べることに…。書下し痛快時代小説。

著者等紹介

井川香四郎［イカワコウシロウ］
１９５７年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。柴山隆司の筆名で書いた時代小説『露の五郎兵衛』で、小説ＣＬＵＢ新人賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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